お札

日本全国にある信用組合には地域、業域、職域と様々な種類がありますが、その数はおよそ150組合・約1,600店舗にも及びます。

そんな多くの信用組合のトップに立つのが近畿産業信用組合です。

2012年には総預金額1兆円を達成し、翌2013年には総預金額において信用組合日本一となりました。

多くの人は近畿産業信用組合という名称より、「きんさんです!」のフレーズの方になじみがあるかもしれません。

愛嬌のあるマスコットキャラクター「とらきち」が活躍するテレビCMはいくつものバリエーションがあり、親しまれています。

しかし、組合としての業務内容や実績、取り扱いのサービスなどはよく知らないという人も少なくないでしょう。

そこで今回は近畿産業信用組合の概要やサービス内容について調査してみました。

 

 

近畿産業信用組合とは?

お金

社名には“近畿”とありますが、近畿産業信用組合は近畿だけに留まらず、岐阜県や長崎県にも営業区域を持っており、20203月時点で33店舗、役職員数818人を抱える一大企業です。

理事長の大本崇博氏と副理事長の徳山明夫氏、千原芳浩氏による舵取りによって堅調な伸びを続けています。

 

沿革は?

1953年、芸術家や芸能家、芸術愛好家の職域信用組合として誕生した近畿産業信用組合は当初、日本芸術家信用組合という名称でした。

事業の譲受や名称変更を重ね、創業50周年を迎えた2003年ころから業績が伸び始めます。

2012年に総預金1兆円を達成し、2013年には総預金部門が信用組合日本一となったことから日本を代表する信用組合となりました。

2017年はついに実質業務純益100億円を達成し、地域の人から親しまれています。

 

どんな特徴があるの?

近畿産業信用組合は地域に根差した組合活動を経営理念としており、地域社会の発展に寄与すべく、積極的な中小企業支援を続けてきました。

近畿産業信用組合の貸出金は2002年から18期連続で増加を続けており、2019年は前年比+400億円の9,424億円にまで成長しています。

中小企業において資金繰りは死活問題であり、近畿産業信用組合の存在が大変大きなものであることがわかります。

また、実質業務純益も2016年から4期連続で100億円を超過しており、安定した収益基盤を構築しているといえるでしょう。

 

 

気になる各種サービスを紹介!!

キャッシュカード

近畿産業信用組合は地域に根差した組合のため、取り扱うサービスにも特徴があります。

どんなものがあるのか、その一部をご紹介しましょう。

 

預け入れが楽しくなる定期預金サービス

近畿産業信用組合では宝くじや懸賞金付き定期預金「きんさんドリーム」や、プレゼント付定期預金「とらきちの贈りもの」といった魅力的なサービスを用意しています。

 

10万円から預入可能な「きんさんドリーム」では10万円に1本の抽選権利が付いており、自動継続されるので殖やす楽しみと当選の楽しみが毎年続くと好評です。

 

500万円単位で自動継続される「とらきちの贈りもの」では、契約が続く限り毎年ブランド米が届く商品で、こちらも人気があります。

 

また、時間や場所を問わずいつでも利用できる「きんさんWeb定期預金」はインターネットバンキングサービスを利用した定期預金で、自宅にいながら預け入れが可能です。

20205月から開始されたこのサービスは、9月までの4ヵ月間で50億円を突破しました。

近畿産業信用組合に口座を持つ20歳以上の方なら誰でも契約可能ですが、これからの社会情勢や将来を見据えた50歳代の方の契約が多いようです。

 

多彩なファンドを取り扱う投資信託

投資家から集めた資金を、運用のプロである投資信託委託会社にて株式や債券などの有価証券に分散投資を行うことで得た利益を投資家に還元することを目的としたのが投資信託です。

安定的な資産形成をサポートする「つみたてNISA」などの取り扱いもあり、近畿産業信用組合では多彩なファンドを取り扱うことで資産運用をバックアップしています。

日本の平均寿命が延び続けるなか、ゆとりのあるセカンドライフを送るために、年金だけに頼らず投資などによる資産形成を進める高齢者に人気があるようです。

 

 

口座開設方法は?

契約

近畿産業信用組合で口座開設すると、組合のATMはもちろん、全国の金融機関やコンビニのATMでも利用できるのでとても便利です。

また、他のATMを利用した場合にかかる手数料を、1ヵ月10回まで無料となるサービスも実施しています。

現在、近畿産業信用組合では2通りの口座開設方法があります。

それぞれの手続きの流れをみていきましょう。

 

店舗で口座開設をする方法

まずは運転免許証や在留カードなど、顔写真付きの確認書類と住民票・住民票記載事項証明書の2種類の書類と印鑑を用意します。

最寄りの店舗にて申込書類とともに提出するだけで即日、通帳発行されます。

受付可能時間は平日の915時までとなっているのでご注意ください。

申し込み後、12週間でキャッシュカードが届きます。

 

インターネットで口座開設をする方法

パソコンやスマートホンから近畿産業信用組合のホームページにアクセスし、申し込みフォームへ必要事項を入力したら送信します。

組合から受付完了メールが届いたら手続き完了です。

2週間ほどで通帳とキャッシュカード、返信用の印鑑票が届きます。

印鑑票に必要事項を記入し、捺印をしてから郵送で組合へ送付します。

通帳とキャッシュカードは手元に届いた時点で利用可能です。

 

 

「きんさんCM」も大人気!

テレビを見ている子供

近畿産業信用組合を知るうえでテレビCMは欠かせません。

マスコットキャラクターの“とらきち”が活躍する「きんさんCM」は人気があり、いくつものパターンが制作されるほどです。

 

とらきちはトラをモチーフにしたキャラクターで、両親と妻、息子と娘の6人でとらきちファミリーとして親しまれています。

公式プロフィールによると勤務先はきんさんの広報課で課長を務めているようで、テレビCMへの出演も業務の一環と考えられます。

生まれは大阪府で好きな食べ物はたこ焼き、口癖は“よっしゃ!!”とまさに大阪のお父さんです。

 

過去には「ゆるキャラグランプリ」にも出場経験があるほど関西地方では愛され、親しまれており、とらきちデザインのLINEスタンプやオリジナル壁紙などのデジタルグッズも存在します。

LINEスタンプは有料ですが、パソコン用の壁紙は無料なので興味のある方はぜひ近畿産業信用組合のホームページをチェックしてみてください。

 

まとめ

笑顔の男性

今回は近畿産業信用組合のサービスについて調査しました。

 

近畿産業信用組合は地域に根差した組合活動を続け、積極的な中小企業支援を行っており、実質業務純益は4期連続で100億円を超えました。

組合の経営基盤ともいえる組合員数は20万人に届くまでに増加し、信頼の証でもある年金振込件数は近畿地区信用組合で第1位の3万件を超える取扱実績を誇ります。

 

2002年、理事長の大本崇博氏と副理事長の徳山明夫氏、千原芳浩氏によってスタートした新生近畿産業信用組合は、あらゆる施策により不良債権比率・不良債権額の低下に成功し、資産の良化に努めることで堅調な伸びを見せ、日本を代表する信用組合になりました。

それは組合員数の増加にも表れ、さらに純利益の増加が進むという、いいサイクルとなっています。

 

特色のある預金商品の提供や、愛嬌のあるマスコットキャラクターなどが目を引きがちですが、いずれもその根底には本来の社会的使命である「地域社会への貢献」を遂行するための手段であることがうかがえます。

預金積金全国信用組合第1位という実績に甘えることなく、さらなる躍進を期待したいものです。

 

 

https://www.shinyokumiai.or.jp/credit_cooperative/outline.html