オルソリバース
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今日は、オルソリバースについての特集してみる。あまり聞かない会社名かもしれないが、実はすごいことをしている会社であり、今後の成長が期待されている企業でもある。様々な企業が注目して出資をするような企業である。

今後の展望、直近のトピックなどを掘り下げていくので、投資や採用の参考にしてほしい。

 

組織概要は?人工骨充填材レボシスとは?

オルソリバース

オルソリバースは、2011年、神奈川県川崎市に設立し、翌年には研究設備と生産設備を構え、2014年にはISO13485認証を取得している。

医療機器や医療用消耗品などの研究開発から販売、製造、修理などを幅広く手掛けており、医薬品・医薬部外品、工業薬品なども広く販売している。

オルソリバースは、整形外科医療において革新的かつ最先端の医療機器を開発することで、患者さんだけでなく医療現場に携わる医師ともに負担軽減を目指しているのが特徴である。

オルソリバースは、より安全に安心して高い品質の製品を提供するということに理念を置いている。
また、独自の研究開発した人工骨充填材レボシスは、医療業界において幅広い展開が予想されている。

研究開発に力を入れるオルソリバースは、こうした人工骨充填材レボシスを抗がん剤治療への応用にできないかと開発を進めているだ。

 

競争力は?欧州で80億円の売上見込み?

オルソリバース

「人工骨充填材レボシス」という商品について触れておきたい。少し前に日経新聞に「オルソリバース、欧州の人工骨販売権 中堅商社に供与」というタイトルのニュースが出ていた。人工骨の欧州での独占販売権を供与したという内容である。

 

複数のベンチャーキャピタルが株主になっていて、今回、欧州での独占販売権を入手したCBCという会社からも出資を受けている。オルソリバースは元々、名古屋工業大学の技術がもとになっていて、世界初の技術をもっている。

 

欧州の市場は400億円規模になっていて、この数字を見るだけでも今後の成長を期待してしまう。既に米国では月1億円以上の売上があるとのことなので、欧州でもその程度の数字になるのは予測できる。

CBCは「年間80億円以上」の売上を目標としていると記載されているため、市場の4分の1ぐらいは取りに行く目算を立てている。

現在、この技術をもっているのはオルソリバースのみであるため、競合がいない状態である。営業やマーケティングの仕方次第では、400億のうち80億をとるのは非現実的な数字ではない。十分に可能性がある。

 

 

特徴や今後の活用方法を探る

オルソリバース

オルソリバースの商品・サービスについての口コミや評判は見られませんでした。
しかし、オルソリバースの人工骨充填材レボシスは様々な活用が見込まれている。

 

【人工骨充填材レボシスの特徴】
人工骨と聞くと、イメージしがちなのが硬い骨を再現したものではないか?
しかし、オルソリバースの人工骨充填材レボシスは、そんなイメージとはかけ離れている。
まず、見た目が綿のような形状をしており硬くない。

また、吸水性が高いため人の骨と置き換わるまで長い時間がかからないのも特徴。

細い繊維が絡まり合ってできている人工骨充填材レボシスは、細胞を増やすための足場材のような役割を担い、その特性を生かして抗菌作用物質を浸み込ませたり、抗がん剤を入れたりと幅広い展開を見込んで研究が続いている。
また、綿形状の人工骨充填材はオルソリバースが世界初でもある。
オルソリバースは、再生医療としての道に大きな前進を与えられるような取り組みを行っていると言える。

 

【研究・開発】
オルソリバースでは、綿形状の骨再生材料開発で培った経験と技術を活かし、それを応用しながら研究・開発を行っている。

特に骨は加齢とともに徐々に衰えていく。

今後、骨や関節の手術は増えていく可能性が高く、レボシスを応用した薬剤キャリアとしての応用や、脂肪肝細胞における足場材としての研究・開発も進めている。

 

【製造】
オルソリバースの製造はオルソリバースと契約を結んでいる株式会社カイゲンファーマが主に行っており、北海道がその拠点となっている。

株式会社カイゲンファーマは医薬品開発・製作で培った経験と技術を活かし、オルソリバースの品質の高い製品を生み出している。

 

【販売】
オルソリバースの製品は2015年にアメリカにて販売を開始している。

アメリカにおいて骨充填材市場での売上高は非常に高く、人工骨のシェアも450億ドルを超えると言われている。
そんなアメリカを販売拠点にすることで、有望な市場で利益を上げていこうと考えている。

また、販売開始後は徐々に実績を付けている。

現在はアメリカのみで販売しているレボシスですが、今後は日本市場での販売に向けて準備作業を続けており、医療機器販売手掛けるKiSCO株式会社とも契約を結んでいる。

 

人材育成や採用、教育面は?

オルソリバース

オルソリバースの採用についての口コミや評判は残念ながらなかった。
しかし、公式サイトでは採用情報が掲載されている。

 

【管理本部員】
管理本部員は、財務、経理業務、総務、人事業務などを行っている。
そのため、これまでの経験で財務や経理業務、総務、人事業務などの実務経験がある方は優遇される。
管理本部員は、職種からも感じられるように、幅広い業務を任される。
そのため、どんなことにもチャレンジできる気持ちを持った方や、仲間と共にコミュニケーションやチームとしての意識が持てる方が向いていると言える。

 

【研究員】
研究員は、その名のごとくオルソリバースの研究・開発に携わる仕事を任される。
そのため、理系大学・大学院出身者や、医薬品・医療機器・バイオ・化学・食品等の研究所において実務経験があるかどうかが大きなポイントになる。

オルソリバースは特に研究・開発において力を入れており、向上心がある方や、コミュニケーションとチームを大事にしていける方が求められる。

このほかにも、以前は研究開発部員を募集していたこともある。

 

研究員と同様で、関連のある研究所においての実務経験がある方がまずはポイントとなっていましたが、何よりも向上心の高いやる気のある方であれば、性別・年齢も問わなかったようである。

オルソリバースは、独自に研究開発した人工骨充填材レボシスの日本市場における販売や、それを応用した取り組みにも力を入れている。

そんなオルソリバースの取り組みに携わりたいという気持ちと、仲間と共に事業を展開していくという協調性が必要不可欠であると言えるのではないか?

 

人工骨充填材レボシスは医師にとっても扱いやすい材料であり、必要に応じて千切ったり丸めることで欠損部分に狙い通りに入れることができる。

これは、医師だけでなく患者さんのためにも手術における負担軽減につながると考えられている。
こうした人工骨充填材レボシスの画期的な製品としての重要性を伝えていくことも、オルソリバースの事業展開において大切なことであると言える。

 

日本国内においても、骨の疾患で悩んでいる患者さんがたくさんいる。そんな人々のために、オルソリバースは日本市場での展開を進めている。

 

 

オルソリバースのまとめ

オルソリバース

オルソリバースの商品・サービス関連の口コミや評判、また採用関連の口コミ・評判は見つけられなかったが、オルソリバースの取り組みや概要、特徴、製品、採用情報について紹介してきた。

独自の研究・開発によって手掛けた人工骨充填材レボシスは、現在アメリカでの販売のみとなっていますが、今後日本国内において、活躍する日が近いのではないか?

 

オルソリバースにとって、日本市場において人工骨充填材レボシスの投入は大きな目標となっているに違いない。
また、日本国内の医師や患者さんにとっても待ち望んでいる製品とも言える。

今後、薬事法において承認されれば、日本国内でも販売できるようになる。

 

オルソリバースは、それに向けた準備と取り組みを進めると共に、これまで培ったノウハウを活かし、さらなる応用のための研究・開発が展開されていくと思う。

また、オルソリバースは健康で働きやすい職場環境と風土を守り、企業市民として社会的な貢献を果たしていくとしている。

こうしたことからも、オルソリバースに携わる1人1人の関係者の働きやすさを考え、協力しながら事業を展開していくことが予想される。

今後も、高い技術と経験を駆使し、品質の良い製品を提供してくれることに期待したい。