株式会社オープンハウスとは何の会社?社長の荒井正昭についても実態を徹底調査!
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株式会社オープンハウスは、近年業績が右肩上がりになっている東京証券取引所市場第1部に上場している、投資家の間でも注目度の高い企業です。

オープンハウスという会社名から住宅関連の事業展開をしていることは分かりますが、実際にはどのような事業内容を行っているのか認識していない方も多いのではないでしょうか。

また、オープンハウスでは過去に著名人を起用したテレビCMを複数出していることから会社名だけは知っているという方も少なくありません。

そこで今回は、株式会社オープンハウスとは何の会社なのか、事業内容から会社の歴史と強み社長の荒井正昭氏の実態を経歴や会社への想いから紐解いてみましょう。

オープンハウスに少しでも興味がある方は、ぜひ最後までご一読ください。

オープンハウスの事業内容

まずは、株式会社オープンハウスがどんな会社なのか、会社概要にある事業内容から見ていきましょう。

株式会社オープンハウスの事業内容(グループ)では、居住用不動産の販売・仲介、戸建て住宅の開発、注文住宅の建築請負、マンションの開発、投資用不動産の販売と記載されています。

許認可は、宅地建物取引業免許 国土交通大臣(3)第7349号と不動産特定共同事業 許可番号 東京都知事 第106号を取得しています。

さらに、加盟団体として公益社団法人 首都圏不動産公正取引協議会と一般社団法人 不動産流通経営協会、一般社団法人 全国住宅産業協会の名を連ねています。

オープンハウスのグループ会社は、株式会社オープンハウス・ディベロップメントから株式会社オープンハウス・アーキテクト、株式会社ホーク・ワンなど、数多くの企業が所属しています。

それぞれで担っている事業が異なっており、グループの中核を担っているのが株式会社オープンハウスとなっているのです。

このことから、株式会社オープンハウスのグループ全体で総合的な不動産業務を担っていることが分かります。

会社の歴史と強み

引用元:https://oh.openhouse-group.com/kanto/

次に、オープンハウスの強みはどこにあるのか?会社の歩みをご紹介していきます。他の会社とどこが違うのか探して比べてみましょう。

会社の歩み

株式会社オープンハウスは、1996年11月に株式会社アプローズとして設立しました。
1997年9月に株式会社オープンハウスに商号が変更されると同時に、荒井正昭氏が代表取締役に就任し、本社「渋谷営業センター」が東京都渋谷区に開設されたのです。

不動産流通の世界的ネットワークである「センチュリー21」にも加盟していて、2001年より新築戸建て物件の販売を開始しています。
2012年にはセンチュリー21とのフランチャイズ契約を解消し、自社ブランドによる営業を始めました。

現在は住宅の紹介やローンの相談、資金計画、住宅の売却などのサービスを提供しています。
これらの会社の沿革を見ても、設立から企業として急成長を続けていることが分かりますね。

オープンハウスの強み

2008年にはリーマンショックがありましたが、オープンハウスは無傷で乗り切ることができました

アメリカではサブプライムローンの破綻で不動産業界を中心に不況の状態が続く中、その一方で日本の不動産業界は好景気に浮かれているという状態でした。

しかし、毎年アメリカへ視察に訪れていた荒井正昭氏は、「日本も大変なことになる」ということにいち早く気付きます。

不動産の価格が暴落する前に対策を打とうと、不動産価格が値上がりを続ける中、総出で販売に取り組みました。
その結果、土地の価格が暴落する前に在庫を売り切っていたオープンハウスは、この危機を無傷で乗り越えることができたのです。

逆境を飛躍のチャンスへと変えることができる姿勢は、まさにオープンハウスの強みと言えるでしょう。

創業以来、危機を乗り越えて急成長を続けてきたオープンハウスは2013年にわずか16年という速さで東証一部への上場を果たしました。

2019年には売上5,000億円を達成し、「日本を代表する企業」を目指し2021年には1兆円という売上高まで着々と近づいています。

オープンハウスが目指す1兆円は通過点であり、総合不動産会社日本一という高みを目指しながら走り続けています。

荒井氏の経歴と会社への想い

オープンハウスの代表を務める荒井正昭氏は、最初から順風満帆な人生を過ごしてきたわけではありません。
ここでは、荒井氏の経歴と会社への想いに迫ります。

荒井正昭氏の経歴

実は荒井氏、大学は2浪して辞めてしまったため、最終学歴は高卒となります。

元々司法書士になりたいという夢を叶えるために、自ら学費を稼ごうと就いた不動産会社が社会人デビューの場所であり、大学時代に遊びすぎて親に迷惑をかけてしまった思いから、必死に仕事に勤しみます。
そんな努力の結果もあり、優秀な成績を残した荒井氏は独立しようと決意

荒井氏が独立する際は当時一緒に働いていた複数人の社員が付いてきたとのことです。
それだけ人望が厚い人である荒井氏は、努力で結果を示すお手本とも言える存在だったことでしょう。

多くの人を惹き付ける魅力は当時勤めていた不動産会社で営業職として結果を出せたことにつながっているのかもしれません。
待つのではなく積極的に向かう姿勢は現在のオープンハウスにも受け継がれています

オープンハウスへの想い

荒井氏はオープンハウスを創業する前から、紹介する商品のアピールポイントを探り、他社と比較して優位な部分を説明するなど、努力を惜しみませんでした。

そしてオープンハウスでも土地や戸建てのほか、不動産投資においてもさまざまな角度から見たセールスポイントを顧客に積極的にアピールしています。

そんな姿勢が荒井氏自身だけではなく、全社員に受け継がれているのがオープンハウスの強みにもなっています。

荒井氏はオープンハウスの日本一の企業にするためにベンチャー精神を大事にしています
成長したいという思いは自分だけではなく働く社員も成長させ、ひいては会社躍進の原動力になっているということなのでしょう。

SNSから紐解く荒井氏の人物像

熱心に仕事に打ち明ける荒井氏は、単に営業を行うだけではなくSNSでもオープンハウスの商品をアピールしていると考える人もいるかもしれません。
実際には、荒井氏自身のSNSを検索してもヒットすることはありませんでした

しかし、オープンハウス自体はTwitterを更新しており、オープンハウスの戸建ての特徴やこれから家を購入する人に向けた知識などを発信しており、自社商品をアピールすると共にお客様想いのサービスもSNSでは展開されていました。

また、オープンハウスはLINE公式アカウントもあります。
2021年9月には友達20万人突破キャンペーンとして登録すればプレゼント応募できるようになっていました。

このように、SNSを通してよりオープンハウスの存在をたくさんの方に身近に感じてもらおうと努力しているのが窺えますね。

また、SNSとは関係ありませんが、荒井氏は地元の群馬県太田市に5億円を寄付したという報道も発表されています。
今回の寄付は地元中学校の修学費用支援に2億円、ふるさと納税に3億円で、市は基金を創設する見込みを示しています。

こうしたところからも、荒井氏が地元や未来を生きる子どもたちに向けてさまざまな行動に取り組んでいることが分かります。

まとめ

今回は株式会社オープンハウスの概要、事業内容、社長の経歴、SNSの動向などをご紹介してきました。

オープンハウスが成長率No.1となった理由は熱い社風にあり、そんな会社のトップに立つ荒井正昭氏の熱心に仕事に向き合う姿は多くの社員の心に響いていることが分かります

会社の士気が高まれば、熱心に教育しなくとも自然に良いムードに包まれるものです。
荒井氏は自らの理想をオープンハウスで作り出したと言っても良いでしょう。

地元地域にも貢献する荒井氏に、これからも注目してみてはいかがでしょうか?