本業の収入が少なくお金がなかなか貯められない人の中には、投資に興味を持っている人は多いでしょう。
世の中には様々な投資方法があり、数ある投資方法の中でも今注目を集めるものとして、『再生可能エネルギー投資』があります。
再生可能エネルギー投資にはたくさんの種類がありますが、特に期待されているのが太陽光発電です。
太陽光発電は利回り率が良いと言われていて、活用すれば儲けを出すこともできるでしょう。
しかし、太陽光発電がどういった仕組みで儲かるのかご存知でしょうか？
今回は、太陽光発電の仕組みややり方、利回りについてご紹介していきます。
たくさんの情報を参考に、あなたの生活にも太陽光発電システムを導入するかどうかの検討を行ってみましょう。
Contents
そもそも太陽光発電はどういった仕組みで利益がでるのか？
太陽光エネルギーを電力に変える太陽光発電パネルを設置することでできる太陽光発電は、本当に利益が出せるのか心配している人も多いでしょう。
太陽光発電はパネル内部の半導体に太陽光が当てられることにより電気を作り出し発電させます。
この発電した電気を家庭で利用し、エコキュートやIHクッキングヒーターと組み合わせることで光熱費を削減することが可能です。
自分の家で電力として消費しながらも余ってしまった電力は『余剰売電』という形で売ることができます。
余剰売電は、電力会社に発電した電力を売ることで利益を得られるようになっています。
電力を売るためにはFIT（固定価格買取制度）を適用する必要がありますが、適用した際の売電価格が10年間維持されるので安心です。
例えば、2019年に太陽光発電と一緒に1kWあたり24円で売電できるFITを導入した場合、1年後に買電価格が変わったとしても、10年間は導入した年と同じ価格の1kWあたり24円で売電できるようになっています。
また、太陽光発電パネルを所有できるのは住宅だけではありません。
産業用としてあらゆる場所に設置することが可能になっています。
産業用の太陽光発電を運用するのであれば、余剰売電だけではなく発電した電力を全て売却する全量売電も行えます。
家に設置するタイプのものとは別の出力となるので、買い取り価格は2019年現在で1kWあたり14円と値段が下がります。
しかし、住宅付近の天候が雨や曇りなど多く安定しない地域では、太陽光が差し込みやすい場所を利用して電力を多く売ることができるでしょう。
出力制御対応機器設置義務があると買取価格が少し高くなる
太陽光発電の買取価格は出力制御対応機器設置義務がある地域で運用を行うと、出力制御対象機器の設置義務がないエリアよりも高い値段で売電することが可能です。
出力制御対応機器設置義務というのは出力制御対応機器（パワーコンディショナ）を設置しなくてはいけないという義務になります。
通常太陽光発電というのは太陽光発電パネルから太陽光エネルギーを吸収し発電した後、パワーコンディショナにて住宅で使える電力にしたり、売電できる電力にしている役割を持っています。
パワーコンディショナの出力制限は出力制御対応機器と電力会社の遠隔操作によって行っています。
なぜこのような制御をするのかには、理由があります。
以前、FITが導入される前となる2014年に、九州電力が多くの場所から売電される電力量が接続可能量をオーバーしてしまい、新規の接続申し込みを保留するという事態が起きました。
通常電力会社というのは常に変わり続ける電力消費量に合わせて供給する電力量をコントロールすることを行っています。
これにより一度発電した電気は貯めることができないようになっており、各地の電力消費量を予測しながら発電計画を立てているのです。
発電計画を確実にするために発電所の稼働や出力を調整することで、電力の需要バランスを保っています。
しかし、この需要バランスが崩れてしまうと多くの設備へ悪影響を起こしてしまい最悪の場合は大規模停電を発生させてしまうというリスクがあるのです。
リスクを回避するために九州電力は新規申し込みを一時的にストップし、また九州電力以外にも北海道電力、東北電力、四国電力までもが電力の需要バランスが崩れることを恐れ、新規契約をできなくしていました。
この事態を受けて翌年2015年には全国各地で出力制御対応機器を設置する義務を設けるようになったのです。
ただ、設置義務対象の地域では売電価格は少しだけ高くなります。
北海道電力、東北電力、北陸電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力であれば、家庭用導入の太陽光発電を売電する場合1kWあたり24円でしたが、26円にアップします。
微々たるものに感じるかもしれませんが、ガソリンの値下げのように後に大きな影響をもたらしてくれるので、できれば設置義務対象の地域で太陽光発電を実施した方が良いでしょう。
太陽光発電の利回りとは？
投資金額に対してどれほどの利益があるのか知ることができる利回りは、太陽光発電を導入するにあたってぜひとも知っておきたいことだと言えます。
一般的に利回りは8～9％前後となっており、投資した以上に金額が％分のプラスとなって返ってきます。
ただ、利回り率は導入した太陽光パネルや売電する電力会社、またトラブルがあった際にはお金がかかってくるので、導入した全ての人が8～9％を超える数字になるのかというと、一概には言えません。
利回り計算を行っておけば太陽光発電でどれほど利益があるのかを予測し、今後の運用や生活を考えることができます。
そんな利回りには2つの種類があります。
1つ目は単純に収入と支出のみで計算を行う表面利回りです。
表面利回りを計算するには、売電量と売電価格から出した1年あたりの収益、初期投資額の数値が必要になります。
計算式は「収益÷投資額×100」です。
ここで1つ例を挙げることにしましょう。
ある投資家には年間100万円の売電利益があったとします。
ただし、土地を購入して運用が始まったので1000万円もの投資となってしまいました。
この場合を表面利回りの計算式で表すと、
100万円（収益）÷1000万円（投資額）×100＝10
となるので、利回りは10％だと計算できます。
ただ、2つ目の利回りである実質利回りとなると、少し計算結果に違いが出ます。
実質利回りでは、さらに詳しく利回り計算を行ったものとなり、収益や初期投資額だけではなく、メンテナンス費用、部品の買い替え費用、保険、ローン金利なども含めた計算になります。
そのため、計算式は（収益－維持コスト）÷投資額×100に変化します。
先ほどの表面利回りの計算に年20万円の維持コストがかかるとした場合、
｛100万円（収益）－20万円（維持コスト）｝÷1000万円×100＝8％
となり、利回りは8％と計算できます。
表面利回りでは10％を超えることはできましたが、実質利回りでは10％に届くことはできませんでした。
利回りを計算することで、適切に管理しなければいけない太陽光発電をきちんと運用できるのかどうかの鍵を握っています。
導入前には実質利回りで計算を行い、よく吟味した上で導入を図ることが太陽光発電を失敗させないためには必要です。
太陽光発電を失敗させないためには？
太陽光発電を失敗させない方法として利回りも重要ですが、他にも重要視しなければいけないことはあります。
それは、信頼できる太陽光発電業者を選ぶということです。
優れた業者だと、設置する前から導入するにあたっての注意点を教えてくれます。
また、丁寧に一つひとつの工事を進めてくれるので、安心して任せられるでしょう。
他にも保障やメンテナンスにおいて管理してくれる業者は非常に信頼でき、利用すべき業者であると言えます。
しかし、中には悪徳と呼ばれるような業者も存在しています。
しつこい電話営業、期間限定キャンペーンを煽ってくる、他の業者と比較させてくれないなどがあるかもしれないので十分気を付けておきましょう。
そのような業者は、太陽光発電の知識がない新人ばかりだったり、見積もり金額を正しく提示してくれなかったりと、様々なトラブルを生む可能性が高いです。
太陽光発電導入には業者をしっかりと厳選していきましょう。
太陽光発電ファンドとして実績豊富なRSアセットマネジメントがおすすめ
複数の再生可能エネルギー事業を行っているRSアセットマネジメントは、太陽光発電の導入を全国に数多くの場所で行ってきました。
そんなRSアセットマネジメントの魅力的な部分として、用地交渉をから様々なことを徹底サポートしてくれることにあります。
大手EPCだからこそできる対象の土地ごとに最適な太陽光発電システムの施工や保守を行っており、設備設置や期中メンテナンスなども一括して経験豊富な提携会社に委託していることで、導入にかかる費用を大きく削減できるようになっているのです。
また、導入を行った投資家に対して、リターンを最大化できるストラクチャー構築を図っています。
一人ひとりに合った投資ストラクチャーを考察し、様々な人の運用を徹底的にサポートする姿勢は非常に多くの評判を呼んでいます。
実際に行われてきた施工数は多く、現在公式ホームページで確認できる施工予定・施工中の案件は太陽光発電だけで13件にも及びます。
環境貢献だけではなく、顧客の経済性を追求しきちんと考えてくれるRSアセットマネジメントで、太陽光発電を始めてみてはいかがでしょうか？
年々様々な場所で太陽光発電パネルを見かけるようになってきた現在、多くの投資家が儲けられる投資として太陽光発電に目を付けています。
上手に運用するには利回りの知識をしっかりと身に付けておくことが重要です。
FITによって10年は同じ価格で売電できますが、万が一不具合が起きて電力を得られないということも考えられます。
そんな時に、非常に手厚いサポートを行ってくれるRSアセットマネジメントを利用していることで、太陽光発電に失敗を感じることなく運用していけるでしょう。
ぜひRSアセットマネジメントでの導入を検討してみてはいかがでしょうか？
数年後の運用も的確なアドバイスで継続して投資することができます。
