
渡辺パイプは、住設業界の中でも第5位に入るほどの実績を持っている会社であることから、就職後も安定して成長をし続ける会社だと考えられます。
現在就職を検討している新卒予定の方は多く、中でも自分たちの生活に密接に関わる仕事をしたいという方は少なくありません。
今回は、建材・住宅設備流通業界でも有名な渡辺パイプ株式会社についての採用情報を調べてみましたので、ご紹介していきましょう。
もしこれから渡辺パイプへの就職を検討されているという方や、建材関連業界に興味があるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
渡辺パイプの概要と最新トピックス
まずは、渡辺パイプ株式会社とはどのような事業を行っている会社で、最近ではどのようなことを行っているのか、併せてご紹介していきます。
会社概要
創業は1953年12月8日で、渡辺パイプ株式会社が設立されたのはその4年後の1957年4月15日です。
現在までで創業は何と65年以上ということから、歴史のある企業と言えるでしょう。
業種としての括りは、建材やエクステリアを中心と下商社でありながらも、総合・インテリア・電機、電子、半導体の商社でもあります。
本社は東京に位置していますが、現在では全国各地に事業所を配置しており、北海道から九州、沖縄まで450拠点以上に展開しています。
このことから、全国的にも大きな規模で事業を展開している企業であることが分かります。
渡辺パイプ株式会社の代表取締役社長には渡辺元氏が就任していて、資本金は2016年に増資したものを見ると100億9918万円となっています。
売上高も2014年以降年々上昇しているため、今後も成長が期待できる企業とも言えるでしょう。
ワンストップ・ソリューション・ビジネスを主な事業とし、「水と住まい」という人々の生活の基本となるものを扱っている企業なのです。
最近では水と住まいの事業を拡充するとともに、新しく農業に関連した事業を展開し始めています。
最新のトピックス
最近話題となったトピックスとしては、三菱ケミカル株式会社とみかど化工株式会社の全株式が渡辺パイプ株式会社に譲渡されたことが挙げられます。
みかど化工株式会社は、主に農業用ポリオレフィン系特殊フィルムやマルチ農業用フィルムなどといった農業に関する資材事業を展開していました。
ポートフォリオ改革を行うために株式を売却することにし、さらに渡辺パイプ株式会社の農業に関連する事業を拡充させる企画により株式譲渡の合意が決定したのです。
このトピックスからも、今後の渡辺パイプ株式会社がより事業を拡充し成長していく企業であることが予想できるでしょう。
渡辺パイプの最新トピックス
渡辺パイプが八角クリアハウスを発売
従来の鉄骨ハウスでは影になってしまった部分も、「八角クリアハウス」なら鋼材によって光が遮られる「鋼材投影面積」を40%削減します。
それによってハウス内が従来品に比べて15%明るく、多収生産が可能となっています。
日本全国の多くの生産者の方のため、今後も新しい商品を開発してくれるでしょう。
業績推移について
ここからは、渡辺パイプの業績推移を見ていきましょう。
渡辺パイプ単体、グループ会社全体の売上高は?
渡辺パイプ単体の売上高としては、2014年3月時点で205,285百万円でしたが、翌年の2015年3月には214,610百万円、さらに2016年3月時点では223,595百万円、2017年3月時点では236,270百万円、2018年3月時点では241,971百万円と右肩上がりを維持し続けていることが分かります。
引用元:業績ハイライト
前年比はいずれも100%を超え、渡辺パイプの純資産は前年比114.1%という数字をマークしています。
また、グループ会社全体の売上高も2014年3月では229,362百万円だったにも関わらず、直近の2018年3月には272,27百万円としています。
グループ会社全体を含めても、業績が上昇し続けている企業であることが分かり、今後もさらなる成長に期待できる企業だと言えるでしょう。
事業ごとの売り上げ推移は?
渡辺パイプでは、主に2つの事業を展開しています。
それは、水と住まいの事業部とグリーン事業部の2つです。
水と住まいの事業部の売り上げ推移は、2014年3月以降直近の2018年3月時点までで上昇し続けており、事業部本体だけでなく渡辺パイプ直轄の子会社も合わせて上昇していることが考えられます。
グリーン事業部の売り上げ推移としては、2015年をピークに2018年3月時点までで徐々に下降してしまっています。
しかし、最新のトピックスでもご紹介した通り、今後のグリーン事業部を拡充するための動きが見られているので、今後は上昇していくことが予想できるでしょう。
渡辺パイプの採用情報
渡辺パイプは今後も成長を続けることが期待されている企業であることは、前項まででご紹介してきました。
ここからは、就職希望の方へ向けて渡辺パイプの採用情報をご紹介していきましょう。
募集要項と募集概要
渡辺パイプが求めている人材は、興味のある物事に対しての積極性が感じられ、それを実際に行動に移せるかどうか、またチャレンジ精神が豊富な方を求めています。
さらに、渡辺パイプでは営業活動を行うことが多いため傾聴力のある人材を求めており、書類選考よりも面接重視の採用をしています。
募集している職種は、総合職としており、水と住まいの事業部での営業となります。
勤務地は、全国450ヵ所以上に展開しているサービスセンターで、勤務地に関する希望を考慮した配属を行うため、UターンやIターン勤務も行える環境と言えるでしょう。
勤務時間は、8時30分~17時30分です。
採用スケジュールとしては、会社説明会に参加してからグループディスカッション、適正検査、複数回面接があり、最終的に内定が決まるような流れとなっています。
給与・福利厚生・待遇について
通常、大卒であれば初任給で202,300円から227,100円、大学院卒の場合には初任給204,500円から229,200円となります。
内訳では、基本給にみなし時間外手当が10時間分、地域手当が一律で加算されています。
また、みなし時間外手当で10時間分が加算されていますが、10時間を超えての時間外労働の場合には追加で支給されるでしょう。
週休2日制で基本的に土日休みとなり、祝日や夏季休暇、年末年始休暇も含んで年間休日休暇は124日となります。
有給休暇は初年度10日間とし、最高で40日まで取得が可能です。
試用期間は入社後3ヶ月としていますが、労働条件に関しては本採用時と異なることはありません。
社内の雰囲気・先輩方の感想
最後に、渡辺パイプの社内の実際の雰囲気や以前に就職した先輩方の感想を合わせてご紹介していきましょう。
渡辺パイプは全国規模の大企業でもアットホームな社風
全国規模で事業を展開している大企業であれば、社内の雰囲気も殺伐としていたり、個々の仕事に熱中するあまり周囲の関係を築けなかったりするのではないかとイメージされますが、渡辺パイプでは各営業拠点で個々が活かされるようなアットホームな社風となっています。
周囲との関係を先輩方が上手に築けるように手助けしてくれることもあり、人と人との距離もより近く、若手の成長速度も他企業と比べて早いことが考えられます。
先輩方の感想
はじめは管材の商社として業界最大手の実績に目がとまりました。しかし現状に甘んずることなく、管材・衛生機器・建材の設備・資材の他に、私が所属する電気材料の分野にも進出し、家を建てる上で、全ての資材・設備がそろう「ワンストップソリューション」の展開に関心を抱いて、入社を決めました。入社後も、お客様や取引先の方々、また社内の先輩後輩など様々な人と触れ合うことで自分が磨かれていきます。ここが、我が社の魅力です。
出典:リクナビ
入社後に社内の先輩後輩と触れ合う機会があるということから、社内での雰囲気は良く、先輩後輩との隔たりもなく接することができていることが分かります。
大学4年生のギリギリまで野球をやっていました。その後で就職活動だったので押し詰まってしまって、でもまあ、住宅設備関連には興味があって、入れていただけるならということでしたね。だけど、今では工事店などお客さんの「べらんめぇ」調にもずいぶん慣れて、逆に楽しくなってきましたね。というのも、大学までやっていた野球というのがけっこうウリになっていて、「お前もかっ!」ってみんな体育会系のノリなんですね。「どうしてもお前と仕事するから、来い」とか、強引だけど嬉しいですね。そういう人間関係が気持ちいいし、大切にしています。
出典:リクナビ
この口コミからは、社外での営業で築くことのできる人間関係を知ることができます。
人間関係を構築する際には、昔ながらの工事店によくありがちな「べらんめぇ」調に戸惑うこともあるかもしれませんが、信頼関係を築くことで良い人間関係が構築できるようになるのでしょう。
まとめ
ここまでで、渡辺パイプの会社概要から採用情報、さらには社内の雰囲気や先輩方の感想までをご紹介してきました。
渡辺パイプは、管材商社の業界の中でも最大手と言われているほどの実績を誇っています。
現状でも十分な業績を誇っているにも関わらず、慢心せずに常に新しいことへのチャレンジを行い、より人々の生活と密接な関係性を築こうとしていることが考えられます。
日常生活になくてはならない水に関する事業やサービスを扱っているため、社会貢献を実感できる企業とも言えるのではないでしょうか?
先輩方の感想からも、社内の雰囲気ややりがい、渡辺パイプの魅力が伝わってきており、就職後も充実した毎日を送れることが分かります。
渡辺パイプでやりがいある仕事をして、充実した日々を送りましょう。