上場企業オウケイウェイヴ元社長の評判|反社/インサイダー取引

 

最大級のQ&Aサイト「OKWAVE」といえば利用したことのある人も、多いのではないでしょうか?

OKWAVEを運営する、株式会社オウケイウェイヴの元社長である松田元氏は、早稲田大学在学中に起業するなど、若くして事業家・経営者としての才能を開花させた人物です。

しかし、インサイダー取引疑惑や虚偽の出資計画による詐欺疑惑、反社会的勢力とのつながりなど黒い噂が絶えず、同氏を取り巻く騒動はいまだ収まりを見せていません。

 

今回は2020年4月に辞任した、株式会社オウケイウェイヴの元社長である松田元氏に関して、オウケイウェイヴの代表取締役社長に就任するまでの経歴を踏まえながら、ささやかれる疑惑や噂について順を追って見ていきます。

 

 

株式会社オウケイウェイヴの元社長、松田元とはどんな人?

様々な疑惑が噂される松田元氏ですが、どういった経緯で株式会社オウケイウェイヴの社長就任に至ったのでしょうか?

松田元氏の経歴から紐解いていきましょう。

 

松田元氏の経歴

 

1984年神奈川県鎌倉市生まれの松田元氏は、中学校や高校も数日で中退するなどし、高等学校卒業程度認定試験を受け、早稲田大学商学部に入学します。

 

早稲田大学在学中の2006年に電話営業の営業代行会社「アズ株式会社」を創業します。

事業内容は、電話による新規顧客の獲得、既存顧客のフォローや顧客データからの掘り起こしなど、従来であれば自社努力で行うものをすべて代行会社に任せられるという画期的なものでした。

メディアなどにも度々取り上げられるなど、世間からも注目を集めました。

 

2012年にはアズグループホールディングス株式会社を設立。

代表取締役に就任し、その後も総合出版社やITシステム構築事業を手掛ける会社の役員に就任するなど精力的に活動を行い、2017年にはQ&Aサイト「OKWAVE」を運営する株式会社オウケイウェイヴの取締役に就任します。

 

株式会社オウケイウェイヴの代表取締役に就任

 

松田元氏が株式会社オウケイウェイヴの経営に携わるようになったのは、当時の社長で創業者でもある兼元氏と知人を通じて知り合ったことがきっかけでした。

兼元氏に対し投資案件を紹介するなどして株式会社オウケイウェイヴの増益に寄与し、信用と実績を積み重ねていきます。

Q&Aサイト「OKWAVE」の運営が主体であった株式会社オウケイウェイヴは、仮想通貨事業やブロックチェーン開発事業への参入を新たな戦略としました。

その主導的な役割を期待された松田元氏は、戦略投資事業とブロックチェーン関連事業を行う海外子会社「Okfinc」の代表取締役に就任し、大きな収益を上げます。

 

社長就任、そして辞任。インサイダー取引疑惑も。

数々の華々しい実績により松田元氏は2018年、株式会社オウケイウェイヴの代表取締役社長に就任し、同時に筆頭株主にもなります。

創業者であり、前任でもあった兼元氏は会長職に退き、松田元氏との2代表体制で運営する運びとなりました。

 

ところが、この2代表体制は長く続くことはなく、2020年4月、松田元氏は株式会社オウケイウェイヴの代表取締役社長を辞任します。

 

そればかりか、「OKプレミア証券株式会社」の取締役や「株式会社LastRoots」の取締役など、松田元氏が兼任していたグループ会社すべての役職までも辞任することとなったのです。

これは、松田元氏が2020年2月から3月にかけて、自身が保有する自社株式35万株を売却したことに端を発します。

 

株式会社オウケイウェイヴではそのころ、約5億円もの償還期限の迫る新株予約権付社債について、債権者へ償還猶予を求めるか検討していました。

そんなさなかでの株式売却という松田元氏の行動は、自社株式のインサイダー取引疑惑をもたらしたのです。

松田元氏のこの行動は当初、不当な利益を得る目的ではないとオウケイウェイヴ社内では問題視されていませんでした。

 

しかし株式の売却後に金融商品取引法に抵触する可能性があるのではと、外部企業から指摘を受けます。

そのため、株式会社オウケイウェイヴでは第三者委員会を設置し、松田元氏の株式の売却行為や当時の社内の手続きに問題がなかったかどうか議論を進めることとなったのです。

 

虚偽の出資計画!?そして反社会的勢力との繋がりが示唆される松田氏

ささやかれる出資詐欺問題

 

株式会社オウケイウェイヴは2018年、戦略投資事業とブロックチェーン関連事業を行う海外子会社「Okfinc」を設立し、松田元氏は代表取締役に就任します。

新規事業であるブロックチェーンベースシステムの受託開発により、“Wowbit”という仮想通貨を開発、支援しました。

仮想通貨Wowbitは2018年に海外の取引場に上場し一躍話題となり、オウケイウェイヴの株価は20倍に近い急騰を見せ、松田元氏を株式会社オウケイウェイヴの代表取締役社長に後押ししたのです。

ところがこの仮想通貨Wowbit、上場後は価値が下がる一方のようです。

仮想通貨とはそういったリスクを承知のうえで投資するものであるため、投資家の自己責任といえばそれまでですが、Wowbitに関してはそうとも言い切れない事情があります。

 

仮想通貨Wowbitは、「Wowoo」が運営・発行主体となっていますが、株式会社オウケイウェイヴは2017年、海外子会社「Okfinc」がWowooに出資すると発表し、その後に出資を完了したとの発表もされていました。

そのため、仮想通貨Wowbitは上場企業である株式会社オウケイウェイヴが関わる信頼性の高い仮想通貨と評判になり、多くの資金を集めます。

しかし、「Okfinc」は実際には出資できていませんでした。

 

松田元氏と反社会的勢力との関係とは

 

仮想通貨Wowbitに投資した投資家のなかには松田元氏本人から直接勧誘を受けた人もいたようです。

上場企業のトップが直々に、株式会社オウケイウェイヴはWowooを立ち上げ、母体でもあるとの説明を行う姿に多くの投資家は信用し、多額の投資を行ったのかもしれません。

 

ところが実際、オウケイウェイヴは出資できていませんでした。

とある記事によれば、この事態に説明を求めようと多くの投資家が松田元氏に連絡を試みますが、説明どころか反社会的勢力に近いと思われる人物から脅迫を受ける結果となってしまったとのことでした。

果たしてこれは事実なのでしょうか?決定的な情報がないため、あくまで噂という感じがします。

 

IR情報では謝罪と理由の記載がある

 

株式会社オウケイウェイヴの投資家向け広報であるIR情報では、Wowooには確かに出資予定だったことや出資が遅れている理由、訂正が漏れてしまったことへの謝罪などが記載されています。

 

Wowooの本店がシンガポールあることから、シンガポール国内で各銀行の仮想通貨事業に係る対応の決定が遅れていることが大きな理由で、現状は出資計画そのものを一旦取り下げると発表しました。

 

まとめ

 

今回は2020年4月に辞任した、株式会社オウケイウェイヴの元社長である松田元氏に関して、オウケイウェイヴの代表取締役社長に就任するまでの経歴を踏まえながら、ささやかれる疑惑や噂について順を追って見てきました。

 

同氏は早稲田大学在学中に起業するなど、突出した才能を持ち、華やかな経歴で注目されています。

自社株式のインサイダー取引は事実でしたが、Wewooへの出資計画、反社会的勢力とのつながりなどは、正直情報源がはっきりしない単なる噂です。

 

また、松田元氏が会社を立ち上げ、様々な企業の取締役などを歴任し実績を上げてきたことは事実です。

 

株式会社オウケイウェイヴの出資計画中止ついては、その後のIR情報にて訂正の漏れに対する謝罪や出資ができていない理由、経緯などについても明確に記載されています。

 

松田元氏が代表取締役社長を務めた株式会社オウケイウェイヴの株式売却によるインサイダー取引に関しては、まだはっきりとした結論は出ていませんが、松田元氏がオウケイウェイヴのグループ会社すべての役職から外れていることがすべてを物語っているといえるでしょう。

 

社長による自社株式のインサイダー取引疑惑といったマイナスイメージを払拭するのは簡単ではありませんが、既に辞任しています。

株式会社オウケイウェイヴはブロックチェーン関連技術など様々な分野へ応用が期待される製品の開発が行われている企業です。

新たな社長を迎え、新体制をスタートさせている同社の今後に期待したいところです。