現在、働き方改革による長時間労働の規制や人手不足などの影響から、多くの企業は生産性向上に向けた取り組みを行っています。しかし、そうは言っても簡単に行えないのが現状です。様々な企業が独自で生産性向上を目指していますが、株式会社スタディストでは企業の取り組みをサポートする新しいツールを提供しています。
今回は企業のマニュアル化問題を解決し、生産性向上が期待できる株式会社スタディストのサービスについてご紹介していきましょう。
Contents
株式会社スタディストの企業概要
まずは株式会社スタディストがどのような会社なのか、概要をご紹介していきます。
株式会社スタディストは、2010年3月に設立された会社で、現在は東京都千代田区神田に本社を構えています。鈴木悟史氏が代表取締役を務めており、会社の立ち上げに携わったメンバーは全て会社の業務改善を専門に取り扱うコンサルティングを行っていたそうです。社名である「スタディスト」は、Studyと人を組み合わせた造語となっています。成長を目指していつも学び続ける人をイメージしてこの社名になりました。将来的には知って考え、創り出す活力に溢れる社会の実現を目指しています。
株式会社スタディストで提供しているサービスとは?
そんな株式会社スタディストで提供しているサービスは、「Teachme Biz」と「Markee」です。それぞれどのようなサービスなのか、特徴を解説していきます。
・Teachme Biz
Teachme Bizは、企業で活用されているマニュアルをより分かりやすく、そして共有しやすいように作られたプラットフォームです。マニュアルを作成すると文字ばかりになってしまい、しっかりと読んでもらえなかったり、共有できていなかったりすることがあります。また、マニュアルを紙で作成することでその分のコストもかかってしまうでしょう。そうした問題を解決してくれるのが、Teachme Bizです。
・Markee
Markeeは、画像に対して手軽に文字・図形を書き込むことができるアプリです。カメラで撮影した写真をアプリ内に取り込み、その写真のトリミングから文字・図形の書き込み、モザイクの設定、色の変更などを行うことができます。また、FacebookやTwitterといったSNS投稿からFlickerのような画像投稿サイト、EvernoteやDropboxへの保管などがMarkeeから手軽に行えるようになっています。
株式会社スタディストでは2つのサービスを提供していますが、今回は特に企業側にとってメリットの大きいツールとなる、Teachme Bizについてさらに掘り下げてご紹介していきます。
Teachme Bizを活用するメリット
Teachme Bizは基本的にマニュアルを作成し、社員で共有するためのプラットフォームなのですが、活用することで企業にはどのようなメリットが得られるのでしょうか?
・マニュアルを作成する時間を短縮できる
マニュアルを作成する際にはそれに伴う人員が必要となります。とにかくマニュアル作成に時間がかかってしまうという時は、Teachme Bizを活用すると良いでしょう。Teachme Bizは一からマニュアル作りを行う時でも、簡単にテキストや画像の編集を行えるので作業工程を簡易的なものにすることができます。マニュアル作りに人員を割く必要がないため、ムダな人件費を掛けずに済むでしょう。
・マニュアルの共有化によって品質に統一感が生まれる
Teachme Bizの特徴はマニュアルが作りやすいというだけでなく、共有化しやすいという点も大きなポイントとなります。プラットフォームを共有すれば社員の誰でも見られるようになるため、例えば分からないことがあってもまずはマニュアルを見られるような環境にすることもできます。また、これによって作業の仕上がりにバラつきが出にくく、品質にも統一感が生まれるでしょう。
・企業の売上とコスト削減に貢献できる
マニュアルがあることで一人ひとりの営業スキルが上がれば、売上の向上にもつながります。また、紙で作成したマニュアルは上記でも少し触れましたが紙を印刷する分、コストがかかってしまいます。Teachme Bizならマニュアルのデータを共有するだけなので、かかるのはTeachme Bizの導入費用のみです。企業でペーパーレス化を推進しているところなら、積極的にTeachme Bizの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
サービスに関する口コミ
Teachme Bizを実際に活用した企業は大手を含め、数多く存在しています。その中からTeachme Bizを利用してみてどのような変化があったのか、口コミ・評判をご紹介していきましょう。
Teachme Bizは様々な業務内容にも対応することができ、どの分野の企業においても活用することができます。
また、スマートフォンからアクセスして編集することもできるので、口コミのように気付いた時に編集して増やしていけば担当者だけに負担がかかってしまうこともありません。特にアルバイトやパートの雇用が多いところだと、よりTeachme Bizからの効果が期待できるでしょう。
パソコンの技術は人によっても異なるため、マニュアルがデータ化された時に利用する人とあまり利用できない人に分かれてしまう可能性も考えられます。Teachme Bizだとそのような技術の差はあまり関係なく、誰でも簡単に利用できるということがポイントになっていると言えるでしょう。
競合他社とのサービス比較
マニュアル作成に関するサービスを展開しているのは、株式会社スタディスト以外にも存在します。
どのような競合他社が見られ、どんな違いがあるのでしょうか?
・株式会社テンダ
株式会社テンダが提供している「Dojo」は、テンプレートを豊富に用意しており、手間がかかりやすいコンテンツ作成をもっと簡単に作れるようにした、自動作成ソフトです。画像や動画を自動で取得し編集することも可能で、様々な出力形態に変更することもできます。違いとしてはDojoの場合スマートフォンでもマニュアルを共有できるものの、編集することが難しく、Teachme Bizに比べて手軽に編集できないという点が挙げられます。
・株式会社ブルーポート
株式会社ブルーポートが提供しているiTutorは、入力指示やクリックなど操作記録を自動的に行い、動画やキャプチャ画像に変換させることができます。取得した情報をつなぎ合わせて編集することで、簡単にマニュアルを作成することができるのです。操作の流れを説明するマニュアルとしては適していますが、その他の内容でマニュアルを作成する場合に少々手間取ってしまうかもしれません。
それぞれのマニュアル作成ソフトには特徴がありましたが、より分かりやすく、より多くの人が使えるようにしたサービスがTeachme Bizであると言えるでしょう。株式会社スタディストが提供するTeachme Bizは、大手企業にも提供されており、実際にコスト削減へ貢献しています。マニュアル作成をもっと簡素化したい、マニュアルを誰でも簡単に見られる環境にして業務の質を上げたいという方はぜひチェックしてみましょう。