本日は、株式会社メタップスについて取り上げてみましょう。
株式会社メタップスは、佐藤航陽氏が代表取締役社長を務めている会社です。株式会社メタップスを知らなくても、佐藤航陽氏について知っているという方は多いかと思います。佐藤航陽氏は普段はビジネス書籍を読まない人にも人気となった「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」の著者でもあります。そんな佐藤航陽氏が代表を務める会社では、どのような事業展開をしているのでしょうか?
今回は佐藤航陽氏の株式会社メタップスについてご紹介していきましょう。
株式会社メタップスの概要
まずは、株式会社メタップスの会社概要についてご紹介していきます。
株式会社メタップスは、2007年に設立された会社で、現在東京都港区麻布十番にあるビルに本社を置いています。
従業員は2018年2月末の段階で302人が在籍しており、資本金に至っては2018年8月末時点で54億20百万円です。比較的規模の大きい会社であることが分かります。
経営陣は「お金2.0」の著者でもある佐藤航陽氏が代表取締役社長を務めています。取締役副社長はドイツ証券株式会社を退職し京都でテクノロジー企業の創業も行っている山崎祐一郎氏。取締役は野村証券に入社後、株式会社スクウェア・エニックスの代表取締役社長や社団法人コンピュータエンターテインメント協会会長、経団連著作権部会長などを歴任してきた和田洋一氏が勤めています。錚々たる経営陣からなる会社であると言えるでしょう。
グループ企業も国内だけに留まらず、海外にもメタップスの拠点会社やグループ会社が存在しており、国内外問わず活動しています。
株式会社メタップスの事業内容
株式会社メタップスでは様々な事業を展開していますが、その中でも中心事業として取り扱われているのが、ファイナンス・マーケティング・コンシューマーの3分野におけるプラットフォームの提供です。
例えば、「metaps」と呼ばれるプラットフォームは、世界8ヶ国で利用されているもので、人工知能を利用して企業側が提供したアプリに関する様々な分析を行い収益化を狙っていきます。アプリ市場は非常に参入しやすい分野でありながら、飽和状態に陥っている部分もあり収益化がなかなかできない企業も多く存在しています。そんな状況を打破するために作られたプラットフォームが「metaps」です。
もう一つ、メタップスを語る上で重要なサービスがあります。それは、「SPIKE(スパイク)」というオンライン販売・決済に活用できるサービスです。ECサイトなどでオンライン決済を導入する場合、複雑なシステムの中で行っていく必要があります。また、これらのサイトを運営するためには商品の在庫確認なども素早く行う必要があるため、場所が限られてしまうケースも少なくありません。SPIKEはそのような問題点をできるだけ改善させるために、誰でも導入できるシンプルで分かりやすい販売ページとオンライン決済を可能にしました。このサービスには初期費用がかからず、本人認証が行われてから3ヶ月間は売上10万円までなら無料で利用できるので、まずはお試し的に活用してみても良いでしょう。
また、主要ブランドのクレジットカードでの支払いもできるので、消費者にとっても利用しやすく、利用者数の増加につなげられることも期待できます。
他にも、ユーザーの行動分析を含めてマーケティング施策に役立つよう、一貫して分析から管理までが行える統合管理型分析ツールの提供や、タレントやアーティストなどの著名人から経営者などの専門家の時間を購入することができる「タイムバンク」など、他では見られない新しいサービスの配信なども行っています。
株式会社メタップスの口コミ・評判は?
メタップスのサービスに関する口コミ・評判は見つかりませんでしたが、メタップスで実際に働いていた人の口コミ・評判を見つけることができました。実際にメタップスで働いていた人は、会社に対してどんなことを思ったのでしょう?
メタップスはベンチャー企業ということもあり、現在成長過程にある会社です。
そのため、自らが動いていかないとやりがいを見つけられないという場合もあるでしょう。
ベンチャー企業というと仕事に追われ、ワークライフバランスが崩れてしまっているのでは?と感じる方も多いですが、メタップスではきちんと労働環境を改善させるための取り組みがなされているようです。仕事をする時間も決まっているため、その目標に向けてタスクをクリアしていき、結果的に仕事の効率アップにもつながります。
この口コミではメタップスが提供するサービスがアジアを中心に展開していることが分かります。新規事業もどんどん出てくるところは、やはりベンチャーらしいとも言えるでしょう。海外には多くのプラットフォーム事業を展開する企業があるため、新たに海外市場を獲得していくことは難しい状態でもありますが、それでもまずはアジアから地盤を固めていくことによって将来につながる可能性は十分に高いです。
株式会社メタップスと競合他社を比較
メタップスでは新しいサービスを次々と打ち出しているため、単純に競合他社を見つけることは難しいですが、同じAIサービスを活用しているという点での競合他社はいくつも存在します。
この中で比較していくと、様々な分野で活用できるプラットフォームの提供は各社でも行われていますが、自ら電子マネーとその電子マネーが活用できるプラットフォームを制作しているところは見られません。AI活用は国内だけではなく海外にも市場が広がっていますが、他社との違いが少なければ魅力も感じられなくなってしまいますが、メタップスに至ってはそのような心配をしなくても良さそうです。
株式会社メタップスは、AIサービスやプラットフォームに加え新たなサービスを国内外に発信しているベンチャー企業です。代表取締役社長の佐藤航陽氏は、お金のシステムや考え方、働き方などは既に変わってきており、それをネガティブに捉える人物から叩かれることもあるかもしれないが、ポジティブに考えれば自分自身の大きな成長につながるという考えを持っているのではないでしょうか?
だからこそ、今回紹介したように株式会社メタップスにおいて様々な新しいサービスを展開していくことができる力を持っているのだと感じられます。今後はさらに幅広い分野におけるサービス展開が実行されていくと考えられるので、佐藤航陽氏や株式会社メタップスの動向に注目してみましょう。