【元ザスパ社長】森統則とは?人物像から現職の川田工業について徹底紹介!
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森統則氏は、サッカーのプロチーム、ザスパクサツ群馬の社長を務めた後、現在はゴルフグローブの専門メーカーである川田工業株式会社で代表取締役を務めている人物です。
家業の菓子製造販売業をはじめ、いくつもの企業を赤字経営から脱却し、黒字に転換させたことから、「経営のプロ」として注目を集めている人物でもあります。
今回は、森統則氏のこれまでの功績や職歴について詳しく掘り下げていきます。
また、過去のインタビュー記事から、森統則氏とはどのような人物なのか、人物像についても取り上げているので、経営のプロ・森統則氏について興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

川田工業株式会社社長の森統則氏とは?

川田工業の社長を務める森統則氏とは、どのような人物なのでしょうか。
まずはプロフィールを見ていきましょう。

【プロフィール】
名前:森 統則(もり むねのり)
生年月日:1969年生まれ
出身地:東京都
学歴:早稲田大学 卒業

森統則氏は1969年、東京都にて生まれました。
早稲田大学卒業後は、日本を代表する5大総合商社の1つ、三井物産に就職し経験を積んだ後、兵庫フットボールクラブを経て、家業である菓子製造販売の経営に関わり、経営危機に陥っていた会社を黒字転換させています。
その優れた経営手腕を買われた森統則氏は、いくつかの企業の経営改革を担った後、2022年6月に川田工業の代表取締役に就任しました。

森統則氏の職歴

数々の企業の経営改革に携わってきた森統則氏の職歴について、さらに詳しく深堀していきましょう。

三井物産株式会社

森統則氏は、早稲田大学卒業後、日本を代表する総合商社「三井物産」に就職しています。
人気の就職先ランキングでは上位で、就職難易度も非常に高いと言われる三井物産に就職していることからも、優秀な学生であったことがわかります。
ただし、三井物産でどのような仕事に携わっていたのか、何年ほど在籍したのかは残念ながら不明です。

兵庫フットボールクラブ

兵庫フットボールクラブは兵庫県神戸市・加古川市・三木市で活動しているサッカースクールです。
全国大会に出場するなどサッカーの強豪チームとして知られています。
幼い頃からサッカーに打ち込んでいた森統則氏ですので、サッカーに携わる仕事を選んだことに不思議はありませんが、残念ながらどのような業務に就いていたのかは不明です。

家業の菓子製造販売

三井物産、兵庫フットボールクラブを経て、森統則氏は家業である菓子製造販売の経営改革に乗り出します。
債務超過で経営危機に陥っていましたが、森統則氏の手腕により赤字を脱却、黒字へと転換しています。

RIZAPグループ傘下のサポーター製造販売会社

家業の菓子製造販売業を立て直した経営手腕が買われたのか、森統則氏は2018年にフィットネス業大手であるRIZAPグループ傘下のサポーター製造販売会社社長に就任します。
経営は上手くいっておらず、赤字体質だったようですが、森統則氏が社長に就任し、経営に携わったことで10年間赤字だったにも関わらず、収益を出せるまでに改善したとのことです。

ザスパクサツ群馬

ザスパクサツ群馬は、群馬県草津町・前橋市を中心に活動するサッカークラブです。
日本のプロサッカーリーグであるJリーグではJ2に所属しています。
プロサッカーチームとはいえ、昨今はどこも経営状況が芳しくない難しい状況と聞きます。
ザスパは経営危機こそ脱却していますが、収益を出せる企業とは言い難いことから、森統則氏を社長に迎え、経営強化を図ったようです。

川田工業株式会社

森統則氏は2022年6月に現職であるゴルフ・スポーツグローブ専門メーカーの川田工業株式会社の代表取締役に就任しています。
就任したてではありますが創業100年を超える老舗企業であり、中国やインドネシアなど海外進出も果たしている川田工業でどのような経営手腕を発揮するのか、今後の活躍に期待です。

過去のインタビュー内容から見る森統則氏の人物像

森統則氏の基本的な情報や職歴がわかったところで、続いてはどのような人物なのか深堀していきます。
ここでは、過去のインタビュー記事を元に、森統則氏の人物像について見ていきましょう。

サッカーが大好き

サッカーが趣味という森統則氏は、中学から本格的にサッカーをやるようになり、早稲田大学進学後もサッカー部に入部しています。
早稲田大学のサッカー部といえば、全国から優秀な選手の集まる大学サッカーの名門校ですが、森統則氏はそこで学年のまとめ役を任されたり、上位チームに参加したりするなどの実績を残しています。

家業の菓子製造販売とは

元々静岡県の名産である「わさび漬け」を製造・販売し、都内の駅や百貨店の地下街で販売していましたが、1964年の東海道・山陽新幹線の開業により、東京で静岡の名産品を買う人が減少した結果、債務超過になり経営危機に陥ってしまったようです。
そこで会社の方針として新しく東京名物を作ることを決め、人形焼きやおだんごなど東京土産を作る会社へ転換します。
「おみやげはあげるのも、もらうのも楽しいモノ」という考えの元開発された商品は、都内にある駅や空港、サービスエリアなどさまざまな場所で販売され、結果的に経営は大幅に改善し、黒字に転換させることに成功しました。

家業を立て直すために行ったこと

森統則氏曰く、東京土産として一番人気のあるのはキャラクター商品とのことです。
森統則氏は、人気のあるキャラクターは探し使用許可を取ったり、商品を開発したりといった役割を担っていました。
また、サッカー好きなことが高じたのか、2002年には日本と韓国で開催された世界大会の商品の製造・販売にも携わっています。
外国からたくさんの人がくる世界大会だからこそ、お菓子のお土産は絶対に必要だという考えが当たり、その後はJリーグのお菓子を作るチャンスにも恵まれています。

森統則氏が代表取締役を務める川田工業株式会社とは

最後に、これまで数々の経営手腕を奮ってきた森統則氏が代表取締役を務める川田工業について、詳しくご紹介します。

【会社概要】
社名:川田工業株式会社
本社:香川県東かがわ市松原1064-1
代表:森統則
創業:1920年6月
設立:1953年5月

【事業内容】
ゴルフ・スポーツ用ファッショングローブ製造販売
手袋の街として知られる香川県東かがわ市において、当初はメリヤス手袋から始まった川田工業は、今や日本を代表するゴルフ・スポーツグローブ専門のメーカーとして、国内外でのシェアを拡大しています。

沿革
1920年に創業した川田工業は当時、メリヤス手袋を製造していました。
今の主軸となるゴルフ用手袋の生産を始めたのは創業から約50年後の1967年からのようです。
1978年にインドネシアの工場を設立し、海外でも生産を開始しております。
ゴルフは年齢に関係なく始めることのできるスポーツであり今後もゴルフ人口が増えていくことが考えられます。
海外にも拠点を広げている川田工業では、今後の成長と動きに注目していきたいところです。

【取扱商品】
川田工業が製造・販売している商品の一部を紹介します。

オーダーメイドグローブ

川田工業では、フィット感や柔らかさ、耐久性を追求し、一人ひとりの手に馴染むグローブをフルオーダーで制作しています。
使う人に合わせてオールハンドメイドで作成するため、素手のような感覚でありながら、軽く握ってもぶれないグリッピングが特徴です。
10色の羊革から、各部位ごとに色変更できるため、世界に1つのオリジナルグローブが作れます。

真打ちグローブ

特許申請中の特殊形状により、理想のリストワークが実現できるほか、スイングトップの安定感のキープが可能です。

パイロット用グローブ

パイロットグローブには、雨や汗に濡れても風合いの変わらない人工皮革タイプと強度抜群の天然羊革を使った天然皮革タイプの2種類あります。
また、形も半指タイプと手袋タイプの2つから選べます。

川田工業は、1920年創業のゴルフグローブ専業メーカーで、先進の化学と伝統の技術を融合した高品質のゴルフグローブを取り扱っている老舗企業です。
創業100年を超える老舗企業の川田工業は、ゴルフ用手袋の生産開始以降、インドネシアや中国にも進出しており、現地法人を立ち上げていることからも、経営は順調のように見受けられます。
しかし、これまで創業者の川田太一郎氏以降、同じ川田姓が社長を就任してきたにも関わらず、今回森統則氏が代表取締役に就任しています。
本社が香川県にある川田工業と東京出身の森統則氏との間に血縁関係はないのではないかと推測されますが、実際のところはわかりません。
しかし、川田工業は森統則氏の経営手腕に大きな期待を抱いていることから、代表取締役への抜擢につながったのではないかと考えられます。

まとめ

今回は、現在ゴルフグローブメーカーの川田工業で代表取締役を務める森統則氏について取り上げてきました。
1969年、東京都で生まれた森統則氏は、早稲田大学卒業後、さまざまな企業の経営改革に携わってきました。
特に、実家の家業である菓子製造販売やRIZAPのグループ傘下であるサポーター製造販売会社では、その経営手腕によって赤字経営から脱却し、見事に黒字を達成しています。
事業内容やサービス、体制も異なる企業において、結果を出すのは並大抵のことではない中で、しっかり結果を出していることからも、森統則氏は優れた経営手腕であることがわかります。
現在の川田工業で代表取締役に就任したのも、森統則氏の経営者としての能力が評価されたのではないかと推測されます。
森統則氏が今後川田工業でどのような実績を出すのか、今後の活躍に期待です。