皆さんは、霊波之光という宗教団体をご存じですか?
日本国内には数多くの宗教団体が存在しており、それぞれで目的は異なるため、どの宗教に入ろうか悩む方も多いはずです。
この記事を読んでいる方の中にも、「霊波之光に勧誘されたことがある」という方がいるかもしれません。
そこで今回は、霊波之光がどのような宗教団体なのか実態に迫るべく、公式SNSやブログ、信仰している信者などについて詳しくご紹介していきます。
・霊波之光がどんな宗教団体なのか、実態を知りたい
・どれくらいの信者数なのか知りたい
という方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
霊波之光とは一体どのような宗教団体?
新興宗教であるため、霊波之光がどのような教団なのかよく理解していない方も多いはずです。
ここでは、教団のこれまでのあゆみや目的、費用などについてご紹介します。
霊波之光のあゆみと目的
霊波之光は1954年3月7日に創立され、1957年に法人宗教として認証を受けた新興宗教です。
千葉県野田市に本部を置き、北海道から沖縄まで全国各地に支所が設置されています。
霊波之光は「人類救済と世界平和の実現」を目的としており、この世から争いをなくし、全ての人々が平和に暮らせる世界の実現を目指しています。
教団の目的を果たすため、「暖かい心はあいさつから笑顔と思いやりに喜びと幸せ」という教えを諭しているようです。
教団は「霊波」と称される神通力により、病や苦しみから救われると説いており、入信して霊波之光の信者になることを「御つながり」と称しています。
祈祷する際には「御守護神様、御守護神様、御守護神様…」と感謝の祈りを唱え、「御守護神様、二代様、我等人類救済の道へあゆませ給え」と結合の祈りを唱えるのが霊波之光の特徴です。
教団の創立者である波瀬善雄氏は、「神の身分」「救世主」とされており、「御守護神様」と称されています。
現在は、「二代様」と称される波瀬敬詞氏が教団の代表を務めています。
日本の三大宗教と呼ばれる仏教、キリスト教、神道といった宗派はなく、独自の教えを貫いており、冠婚葬祭に関する決まりは一切ありません。
信者に対する縛りがないのも霊波之光ならではの特徴です。
入信費用やお布施について
宗教団体と聞くと「お金がかかる」「お布施が高い」といったイメージを抱いている方も多いかもしれませんが、霊波之光は「感謝金」と言われる年会費5,000円を支払えば信者になることが可能です。
必要なのは年会費のみなので、金銭的な負担は軽いと言えるでしょう。
年会費を支払うと御神体御札と月刊誌「THEREIHA」を受け取ることができ、月刊誌は年内、毎月1冊手元に郵送されるようになっています。
自宅に届くため、自ら本部や支所に足を運ぶ必要もありません。
また、希望すれば体験紙「生きる喜び」を毎月無料でもらうことが可能です。
冊子には、宗教を信仰していることで助け救われた喜びの声が多数掲載されています。
公式ホームページを見ると、年会費のほかに義務の寄付金はないようです。
年会費を支払わなかった場合、自動退会となるだけなので、特にペナルティが課せられることもありません。
更新手続きは3,000円です。
入信手続きや更新手続きは、本部の参拝受付や全国の支部・支所で受け付けています。
公式SNSやブログをチェック!
霊波之光についてさらに知りたい方は、公式SNSやブログをチェックしてみてください。
公式ホームページ内にあるリンク集からは各支部、支所のブログやYouTubeチャンネル、Facebook、青年館の詳細情報などを見ることが可能です。
ブログには活動の様子や信者の周囲の反応などが書かれています。
実際に信仰している信者が綴っているので、よりリアルな様子がわかります。
YouTubeチャンネル「霊波之光」では、各地で開催されるお祭りやイベントに参加した様子などが配信されており、自由に閲覧することが可能です。
Facebookでも情報発信をしており、本部、支部の詳細情報を確認できます。
また、霊波之光が運営する青年館のホームページも設けられているため、挙式を挙げようと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
信者は日本全国にどれくらい存在するのか?
現在、霊波之光の信者数は公式発表されていませんが、全国各地に支部・支所が設置されていることから、全国に70~90万人ほどいるのではないかと言われています。
新興宗教であるため、他の教団と比較すると信者数は少ないかもしれませんが、活動は活発です。
ここでは、霊波之光の信者だと推測されている著名人をご紹介します。
北斗晶&佐々木健介
プロレスラーとして活躍してきた北斗晶さん、佐々木健介さんも霊波之光を信仰しているという話があります。
北斗さんは自身のブログで信仰を明かしたことから、信者であると言われているようです。
佐々木さんは以前、霊波之光の月刊誌に登場したことがあると言います。
また、夫婦揃って霊波之光のイベントなどに参加していることから、信者である可能性が高いと噂されているのです。
高橋大輔
2010年のバンクーバーオリンピックにて、日本フィギュア男子として初のメダルとなる銅メダルを獲得し、フィギュア界の第一線で活躍してきた高橋大輔選手も霊波之光を信仰していると言われています。
高橋選手が身に付けているゴールドのネックレスは霊波之光のものであり、信者にとっては奇跡を呼び込むものだとされています。
大会の際には必ずネックレスを身に付けていることから、霊波之光の信者であることがほぼ確定しているようです。
高橋選手が霊波之光のゴールドのネックレスを身に付けているのは、信者間では有名な話です。
これまでに高橋選手が残してきた数々の功績はもちろん本人の実力でもありますが、ネックレスが持つパワーも関係しているのではないかとも言われています。
山下智久
山Pの愛称で親しまれている俳優の山下智久さんも霊波之光の信者ではないかと言われています。
彼は2020年11月、ジャニーズ事務所から独立し、国内のみならず海外での活躍も遂げています。
以前、アイドル誌のインタビューで「神主と侍の家系である」と何度か公言していることと、出身地が千葉であることから、信者ではないかという説が浮上しているようです。
相葉雅紀
国民的アイドルグループ・嵐のメンバーである相葉雅紀さんも霊波之光の信者ではないかと言われています。
相葉さんの実家は霊波之光の本部が置かれている千葉県野田市にあり、祖母が熱心な信者だったようです。
相葉さん自身も祖母に連れられ、本部に訪れていたという話もあります。
公式ホームページを見ると、霊波之光は一世帯5,000円の年会費で同居する家族にも絶えず霊波が送られるとされています。
そのため、熱心な信者だった祖母が家族で登録している可能性が高いことから、相葉さんも信者なのではないかと言われているのです。
互いの幸せを祈り平和な世界を築く
インターネットが普及した今、知りたいことやわからないことがあれば、ネットで検索して調べるようになりました。
しかし、ネット上には様々な情報が飛び交っています。
特に、新興宗教はネガティブなイメージを持たれることから、悪い口コミを目にすることもあるかもしれません。
書かれている情報を鵜呑みにするのではなく、自分の目で確かめて判断するのが望ましいと言えます。
霊波之光の本部は誰でも自由に参拝できるので、興味のある方はぜひ自身の目と耳と肌で確かめてみてはいかがでしょうか?