この記事では、北陸エリアで家造りを手掛ける石友ホームについてご紹介します。
注文住宅を購入するのであれば、地元でも評判が良く、設計から施工まで安心して任せられる住宅メーカーを選びたいところです。
石友ホームの家が気になっているが、ネットでよくない噂を見てしまい少し不安に思っている方もいるでしょう。
そんな不安を持つ方のために、今回は石友ホームに関する口コミ評判を調べてみました。
会社概要から家造りに対するこだわり、強み、施工事例までご紹介します。
石友ホームの家造りに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
石友ホームとは?
まずは石友ホームの会社概要と事業内容から簡単にご紹介します。
【石友ホームの概要】
商号:石友ホーム株式会社
創業:1948年10月
設立:1972年5月
代表:代表取締役 石灰一友
本社:富山県高岡市下牧野36-2
石友ホームは、富山県・石川県・福井県・滋賀を中心に展開する住宅メーカーです。
1948年10月に石灰木材として創業し、1972年5月に石友ホーム株式会社を設立しました。
平成元年より本格的に住宅メーカーとして始動し、30年以上も北陸エリアにて高品質な住まいを提供しています。
現時点で石友ホーム株式会社の営業店舗・支店の数は計15店舗です。
また、石友ホーム株式会社をはじめ、13のグループ会社を通じて住宅に関する幅広い事業を展開しています。
・事業内容
事業は注文住宅の設計、施行から分譲住宅・土地分譲の販売、不動産賃貸仲介、総合建築業までを手掛けています。
創業当時から施主のニーズに見合った住まいを「北陸ブランドの家」として提供し続けてきました。
住む人が安心して暮らせるように、安全性と快適性の両方を兼ね備えた家造りに注力しています。
注文住宅では、「ila(アイラ)」という商品を提供しています。
「住まいは家族の心を育む器」という考えを持ち、それぞれの家族が過ごしやすい住まい造りをコンセプトにした商品です。
敷地、外観、間取り、暮らしやすさ、使いやすさ、安心のすべてを追求し、家族と石友ホームの二人三脚で世界に一棟しかない住まいを造りあげています。
石友ホームの家造りに対するこだわり・強み
家を造るのであれば、住宅メーカーが持つこだわりや強みを知っておきたいところです。
ここからは石友ホームの家造りに対するこだわりや強みについてご紹介します。
・安全性へのこだわり
石友ホームが住まいに求められる要素の中で最も重視しているのは、家に住む人の命を守ることです。
阪神淡路大震災以降、耐震性能の向上に注力してきました。
東日本大震災が起きたことで、石友ホームは地震が繰り返し起きる脅威と恐ろしさを改めて認識し、地震対策を強化する必要性をさらに感じたそうです。
石友ホームは北陸に特化したビルダーゆえに、その気候に考慮して地震に強い家造りにチャレンジしています。
約1mの積雪を想定して、屋根に約7tの鉄板を設置した状態で振動実験を行っています。
積雪時の振動実験は、最大加速度約600ガルの地震度で実施しました。
この地震波は建築基準法の耐震基準である約400ガルの1.5倍の衝撃であり、大きな地震にも石友ホームの家は耐えられることは証明されています。
さらに、阪神淡路大震災の地震波(最大加速度818ガル)で行った振動実験でも、倒壊しないレベルの耐震性を持つことが証明されました。
また、石友ホームではすべての家に制震装置のMIRAIE(ミライエ)を搭載しています。
MIRAIEは優れたエネルギー吸収性能を持つ高減衰ゴムを使っており、地震の揺れを最大98%低減することが可能です。
本震だけではなく、繰り返し起きる余震からのダメージを軽減し、住まいの倒壊を防いでくれます。
実験によると高減衰ゴムは90年経過しても性能はほぼ衰えないようです。
しかも、メンテナンスの必要もありません。
・快適性へのこだわり
石友ホームは快適性にも追求し、北陸の気候風土に考慮した家造りに注力しています。
北陸の場合、夏は暑く、冬は寒い気候が特徴的です。
夏も湿度が高く、冬は雪が多く降るため、結露やサビ、腐朽、カビ・ダニの発生、シロアリをはじめとした害虫の発生といったリスクが高まります。
リスクを抑え、季節問わず快適な住まいにするために、石友ホームは早い段階から高気密断熱にこだわった家造りに取り組んできました。
高い耐震性と共に快適性を両立させるために生み出されたのが、「HI-PAIR(ハイペア)工法」と呼ばれる独自の工法です。
HI-PAIR工法は、木造従来軸組み工法に強度の高い断熱パネルを組み合わせ、壁・天井・床の6面体に施工する工法です。
この独自工法によりリフォームのしやすい木造住宅の良さを活かしたまま、地震や台風に強く、気密性・断熱性にも優れた住まい造りが可能になりました。
温度変化の少ない住まいとなるので、冷房効率や暖房効率が高まったり、ヒートショックなど体への負担も軽減されたりといったメリットがあります。
さらに、石友ホームでは24時間計画換気についても考慮しているので、室内は常に綺麗な空気と40~60%程の適度な湿度を保てます。
・ライフスタイルに合わせた提案
石友ホームは30年以上にわたり、16,500棟以上の木造建築を手掛けてきました。
培われてきた実績とテクノロジーを活かし、それぞれのライフスタイルに合わせて提案ができるのも強みです。
例えば、キッチンやリビングなど家族がコミュニケーションを取る空間では、効率的でストレスフリーな動線・間取りを意識してプランニングします。
生活動線もライフスタイルに合わせながら、家事や育児に負担をかけないようにしっかり動線計画をします。
収納面においてもどこに何を片付けるのかをイメージした上で、その家に適した収納空間を提案してもらうことが可能です。
二世帯住宅や太陽光発電、オール電化、スマートハウスなど今の時代に求められるスタイルの住宅にも柔軟に対応してくれます。
・品質管理の徹底
石友ホームはAQ認証を受ける自社のプレカット工場にて木材の品質管理を行っています。
AQとは、木質建材性能を保証する制度です。
元々、木質建材性能はJAS規格が適用されています。
しかし、新しい木質建材が次々に登場し、従来のJAS規格だけで対応するのが難しくなってきました。
その補完として誕生したのがAQ制度です。
つまり、石友ホームはJAS規格、またはAQ規格に基づいて徹底的に管理された高品質な木材を使い、家を建てているのです。
加工する木材は機械を使って強度を測定し、一定基準を満たさない部材はラインから排除し、使わないように徹底しています。
また、木材の変色や腐食の防止、木材の強度向上など高い品質を維持するために、木材は自社工場にてしっかり乾燥させています。
さらに、防腐処理と防蟻処理も行い、劣化の原因となる腐朽菌とシロアリから木材を守っています。
石友ホームの施工事例をご紹介
石友ホームでは、実際にどのような住まいを建てているのでしょうか?
ここで石友ホームの施工事例をご紹介します。
・石川家白山市 Tさん宅の施工事例
Tさんは、家族で広々と過ごせる空間と個人の趣味を楽しめる空間を希望しました。
家族が集まるリビングは、キッチンと和室がつながり一つの大空間を演出しています。
床を一段堀下げたサンクンリビングを採用し、さらに高い天井との相乗効果で開放感がアップしています。
キッチンはオープンタイプとなっているので、料理をしながらくつろぐ家族と会話を楽しむことが可能です。
キッチンの横にダイニングテーブルをつなげたことで、スムーズに配膳できる工夫がされています。
また、2階に上がる際は必ずLDKを通らなければならないので、自然と会話が生まれやすい空間となっています。
階段部分にはスキップエリアが設けられています。
そこでは、家族の趣味である楽器演奏などが楽しめる空間となっているようです。
また、キッチンの背面に水回りをまとめており、さらに回遊できる動線となっているため、家事の手間や時間短縮につながっています。
まさに効率と快適性の両方を兼ね備えた住まいと言えます。
参考:https://www.ishitomo-home.co.jp/works/details_110.html
・石川県河北郡 Sさん宅の施工事例
Sさん宅は、一文字瓦を並べた数寄屋風の外観とオープンガレージが特徴的な和モダンな住まいとなりました。
ガレージをあえてオープンスタイルにすることで、実際の坪面積以上に家が大きく見えるようにしました。
南向きのリビングはテラスとつながり、明るい空間になっています。
一体感と広がりを感じられるように、内部と外部は塗り壁仕上げにしているそうです。
デザイン性を高めるために、リビング天井には羽目板を用いています。
1階はリビング、ダイニング、和室がつながっているため、どこにいても家族の存在を感じることができ、安心感とコミュニケーションが生まれやすい空間が魅力的です。
ダイニングは掘りごたつとなっているのもポイントで、食事スペースだけではなく、くつろぎスペースとして活用できます。
水回りはリビング横に直線で配置されていました。
行き止まりのない動線が確保されているので、洗濯やゴミ出しなどの家事もスムーズにできます。
参考:https://www.ishitomo-home.co.jp/works/details_109.html
石友ホームに対する口コミ評判を調査
石友ホームに依頼しようか悩んでいる方は、評判をチェックしてみましょう。
ここで、実際に石友ホームで家を建てた方の口コミをご紹介します。
マイホームを建てようとしても、最初はどう選べば良いか分かりませんでした。しかしながら、新築のプランやモデルハウスの見学などを丁寧に案内して下さったので、安心して検討することができました。住宅の購入は、今後の人生を左右する重要な選択です。スタッフの方々も優しく、解説もわかりやすくてどんなコースがあるのかを知ることにつながりました。そして一方的に家を売ろうとしてくるわけでもなく、こちらのニーズを的確にくみ取って相談に応じてくれたので、他のメーカーとは違うと思いました。どの会社にしようか迷っている人にはおすすめです。
引用元:https://minhyo.jp/ishitomo-home
住まいは人生を左右するものだからこそ、石友ホームは選択を急かせることはないようです。
各地に常時展示場やモデルハウスがあるので、まずは実際に建てられた家を見て、じっくり検討することが可能です。
石友ホームはお客さんのニーズに応えた家づくりにこだわっているので、口コミを見る限りでも押し売りされる心配はないようです。
石川県で石友で契約しました。
担当の営業はイケメンで自分より年上でしたが上から目線ではなく丁寧な対応でした。 他社メーカーでは上からズバズバ言ってくる営業もいたので嫁も満足してます。
もし営業、設計などが気に入らない場合は担当変えてもらえばいいと思います。
建物は間違いないので。
引用元:https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/530902/res/71/
家造りでは担当者との相性も重要です。
スタッフの接客は丁寧なようなので、安心して相談できます。
万が一、相性が悪いと感じたら諦めるのではなく、支店に連絡して担当者を変更してもらうという対応をお願いすると良いかもしれません。
担当を変えてくれる住宅メーカーはたくさんあり、石友ホームも例外ではないと言えます。
施主ですが、私は大変満足していますけど。
仕事終わって、家に帰るのが楽しみです。
おかげで、あまり外出することか少なくなり 家でマッタリと過ごすことが好きになりました。
石友ホームさんに建てていただいて幸せです。
引用元:https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/530902/res/368/
石友ホームに理想の家を建ててもらい、満足した声もたくさんあります。
自分の理想が詰まった家を手に入れることができれば、家で過ごす時間が今まで以上に充実するはずです。
帰りたいと思える家が欲しい方はイメージを膨らませつつ、石友ホームに相談してみると良いでしょう。
まとめ
今回は石友ホームのこだわりや強み、口コミ評判などをご紹介しました。
石友ホームは北陸の気候風土と家族のライフスタイルに合わせて、安心安全で快適な住まいを提供する住宅メーカーです。
独自の工法により地震に強く、高気密・高断熱の住まいを実現しています。
家造りは3回作って初めて満足するとも言われているので、イメージ通りに造ったとしても思わぬところで満足度が下がってしまうケースもあります。
これは石友ホームだったからではなく、どの住宅メーカーでもあり得ることでしょう。
しかし、石友ホームは30年以上も北陸に特化して家造りを行ってきたメーカーなので、お客さんのニーズに合わせた提案力や要望に応えられる技術力があります。
口コミでも石友ホームの家に満足している人の声は多くみられました。
納得できるまでじっくり話し合うことで、満足度の高い住まいを実現できるでしょう。
石友ホームに相談するか悩んでいる方は、各地にある常時展示場やモデルハウス、定期的に開催される完成見学会などに参加して、自分の目で品質やデザインを確認してみることをおすすめします。