建設業界の問題を解決する?UTコンストラクションの特徴とは
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こんにちは!
本日は、UTコンストラクションについて取り上げていきます。
皆さんは「UTコンストラクション」がどういった企業かご存知でしょうか?
UTコンストラクションでは慢性的な問題となっている人手不足を解消するため、人材育成や派遣、請負・業務委託などを行っている企業です。

UTコンストラクションでは幅広い建設業界の様々な仕事に対応できる優秀な人材を派遣しています。
では、具体的にどのような事業を提供していたり、強みがあったりするのでしょうか?
今回はUTコンストラクションがどんな企業なのか徹底解説していきましょう。
建設業界の派遣や請負、業務委託のサービスについて知りたい方や、UTコンストラクションに興味を持っているという方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.人手不足の建設業界を救う?UTコンストラクションってどんな会社?

まずはUTコンストラクションがどんな企業なのか、概要からご紹介していきましょう。

■UTコンストラクションの概要

2012年4月に設立されたUTコンストラクション株式会社は、保苅浩史氏が代表取締役社長を務める会社です。
資本金は4,000万円であり、東京証券取引所第一部に上場しているUTグループ株式会社の100%子会社です。
現在は品川区東五反田のビルにオフィスを構えています。
働いている人の平均年齢は約29歳と比較的若いのですが、2018年3月期時点の売上高は24億円にも及んでいます。
調べたところ、売上高は2019年3月期で29億に達していることから、順調に業績拡大している様子が窺えます。

■UTコントラクションの企業理念

UTコンストラクションでは、株主のUTグループの企業理念である「はたらく力で、イキイキをつくる。」以外にも企業理念を設けています。
それが、3つの「C」から構成される企業理念です。

1つ目のCは「Challenge」になります。
これは、企業側が挑戦するという意味合いも持っていますが、それだけではなく働く人の挑戦も意味しています。
以前までは20代・30代という比較的若い世代でないと転職が難しいと言われていました。
また、前職と異なる業界で働こうとすると、キャリア形成が難しくなってしまいます。
しかし、UTコンストラクションでは未経験から建設業界で働きたいという方の挑戦をサポートしているのです。

2つ目のCは「Career Up」になります。
建設業界では2018年10月から「建設キャリアアップシステム」がスタートし、資格経験などのスキル評価を業界で統一されるようになりました。
政府はこのシステムの運用によって、建設技能者の資格者を増やし、業界全体のスキルアップを目指そうとしています。
そのため、初年度で100万人、2023年には全ての建設技能者の登録を目指しているのです。
各企業で処遇改善が見込まれますが、それでも経験や資格によって変わってくるため、各現場でのキャリアアップを目指す取り組みが行われていないと評価につながらない恐れがあります。
UTコンストラクションではそういったことがないよう、一人ひとりの人材育成のためにもキャリアアップにつながる取り組みを行っています。

3つ目のCは「Change」になります。
建設業界をより良いものへと変化させていくためには、若い力と高い技術力が必要だとUTコンストラクションでは考えています。
未来につながる建設業界を作っていくために、UTコンストラクションでは多くの建設関連企業に新しい風を吹き入れようとしています。

2.あの誰もがしる建物も!UTコンストラクションの具体的な事業を調べてみた

UTコンストラクションの概要や企業理念についてご紹介してきましたが、ただ単に立派な企業理念を掲げているわけではありません。
しっかりと実績も積み重ねています。
どのような事業を行っており、どんな実績があるのかご紹介していきましょう。

■UTコンストラクションの事業内容

UTコンストラクションが主に行っている事業は、「エンジニアリング事業」と「ハウジング事業」の2つです。
それぞれどんな事業となっているのかご紹介します。

・エンジニアリング事業

エンジニアリング事業は、建設会社から事前調査や設計、施工などの作業を請け負うことや、施工管理を担う建設エンジニアを現場に派遣してプロジェクト進行のサポートを行う事業となっています。
事業で取り入れられる建設プロジェクトの規模はマンションなどの比較的小規模なものから、高速道路などといった大規模工事まで幅広く請け負うことが可能です。

・ハウジング事業

ハウジング事業では新築一戸建て木造住宅の新築・リフォーム工事の現場にスタッフを派遣する事業を行っています。
UTコンストラクションに在籍している専属大工が派遣されてくるため、作業の効率化やスピードアップ、高品質化を目指せます。
また、大工だけではなく事務手続き・資金調達などを代行してくれるサービス、「ビルダーエージェントサービス」というものもあり、契約数もどんどん増えている状況です。

また、UTコンストラクションが担う領域は、建設分野以外にも土木関連や空調衛生・電気、環境エンジニアリング、プラントエンジニアリングなど、各種分野への派遣・請負も可能です。
さらに東京や都市部だけでなく、全国へのニーズにも対応しているため、派遣・請負を利用したいという企業には最適なサービスと言えます。

■UTコンストラクションが持つ実績

UTコンストラクションでは大手の建設会社をサポートし、多くの事業に携わっています。
中には大手でしか受けられない大型案件にも携わっており、その実績は豊富なものとなっています。
例えば、国際空港の改修作業や競技場建設、高層ビルの建設プロジェクトなどといった、一度は聞いたことがあるような有名な建物の建設に携わったという実績を持っています。
また、現在も行われている渋谷駅周辺の再開発や目黒駅、丸の内周辺の再開発も実施しています。
他にも熊本地震の復興関連を手掛けており、地域復興のために活躍しているのです。

3. UTコンストラクションの強みは?どんな技術を提供している?

幅広い分野に向けて派遣・請負サービスを提供できるUTコンストラクションには、他にもどんな強みがあるのでしょうか?

■UTグループのネットワークを活かし、エンジニア不足を解消

UTコンストラクションの親会社であるUTグループでは、UTコンストラクション以外にもUTエイムやUTテクノロジー、UTグローバルなど、多くのグループ会社が存在しています。
これらの会社ではUTコンストラクションと同様に、各分野に向けた派遣・請負事業を担っているのですが、中には他のグループ会社で働いた方が適しているという方も採用されるケースがあります。
そういった場合はグループ会社のネットワークを駆使し、より力を発揮できる場所で働けるようにしているのです。
UTグループ全体では月間1000名規模にも及ぶ採用が可能となっています。
さらに、グループ会社で製造に従事していた方がエンジニアに転職したいという場合に他のグループ会社へ転職できる制度も設けられていることで、安定した人材派遣につながっています。

■UTコンストラクションならではの研修システム

UTコンストラクションには研修用のUTACCという施設が用意されています。
ここでは新卒者や未経験者に対し、配属前研修を実施してエンジニアの基礎力を磨いていきます。
さらに研修が終わって配属された後でも、eラーニングを使って勉強できるようなシステムを構築しており、優れたエンジニアの育成につなげているのです。
また、UTコンストラクションに所属している社員全てで建築士や施工管理技士といった建設関連の資格取得ができるよう、サポートを実施しています。

■顧客企業側への正社員転籍も可能

顧客企業側の中には、派遣社員でも優秀な人材であれば派遣ではなく正社員として雇用したいと考える場合があるでしょう。
こうしたケースにも柔軟に対応できるよう、UTコンストラクションでは正社員として積極的に人材を送り出せる制度「Next UT」を確立しています。
これにより、企業はもちろんのこと、社員側もキャリアアップの目標や安定した勤務につなげられるため、双方にメリットのある制度となっているのです。

UTコンストラクションは、顧客となる企業側とUTコンストラクションに在籍し現場で働いている方に対して、大きなメリットが得られるような会社であることが分かります。
特に、建設業界では経験年数が重要だという考えが根付いていますが、早いうちからキャリアが形成できるよう、資格取得のサポートや大型案件にも携われるチャンスを用意しています。

4.UTコンストラクションが募集している建設エンジニアっていったいなに?

UTコンストラクションの採用情報を見てみると、募集している職種は主に建設エンジニアのようです。
そもそも建設エンジニアとはどんな仕事をする職種なのでしょうか?

■建設エンジニアとは?

建設エンジニアは住宅やマンション、学校・病院といった公共施設などの建物の建築に関わる技術者であり、建築技術者とも呼ばれます。
利用する人が安全で使いやすい建物を作り出すことを責務に、用途に応じて最適な構造や資材を考えて建築していく仕事です。
建築エンジニアの仕事は大きく分けると設計と施工の2つがあり、各専門分野の技術者がそれぞれ役割分担して業務にあたっています。

■建設エンジニアの仕事内容

建築エンジニアの専門分野はいくつもあるので、一部ですがどんな仕事があるのかご紹介しましょう。

・建築士

建築士は建物の設計と工事監理を担う専門家です。
設計は建築主の考えや要望に応じて、建築物の骨組みとなる構造を考えます。
工事監理とは設計図通りに工事が行われているかチェックする仕事で、欠陥を未然に防止する重要な役割もあります。
この職種に就くためには資格が必要であり、資格の種類に応じて対応できる建物の規模や構造が変わります。

・木造建築士

延べ面積300㎡以下、かつ2階建て以下の木造建築物の設計と工事監理に必要な資格です。
免許は都道府県知事から交付されます。

・二級建築士

延べ500㎡未満で、高さ13mまたは軒の高さが9m以下の木造建築、延べ300㎡未満の鉄筋コンクリートの建築物の設計と工事監理に必要な資格です。
こちらも都道府県知事から免許が交付されます。

・一級建築士

延べ面積500㎡以上、延べ面積1000㎡以上で2階建て以上の建築物の設計と工事監理に必要な資格です。
こちらは国家資格となるので免許は国土交通大臣から交付され、試験の難易度も他の資格よりも上がります。

学校や病院、商業施設など大中規模の建築物を設計するためには、最低でも二級建築士の資格が必要です。

・施工管理技能士

設計から施工までの一連を監理する技能者です。
この職務にあたるためは国土交通大臣が認定する、建設機械施工技能士や土木施工管理技能士、建築施工管理技能士、電気工事施工管理技士などの資格が必要になります。

この他にも職人がスムーズに施工するために工法や寸法などが詳細に書かれた施工図の設計者や、設計図を描くソフトやシステムを扱うCADオペレーターなどもいます。

UTコンストラクションの採用情報によれば、主に募集しているのは建築士や各種施工管理技能士になります。
配属前研修では管理技能士取得コースや、建築CAD基礎研修、測定研修、国家資格所得研修など充実したプログラムが用意されています。
なので、まだ資格を取得できていない人も比較的に働きやすい環境が整っているようです。
すでに資格を持っている人は資格手当がつくので、給与面で大きなメリットがあります。

5.UTコンストラクションについてのまとめ

UTグループは建設エンジニアの人員不足に悩む企業やプロジェクトに向けて人材サービスを提供している企業だと分かりました。
人材の分野も建築、土木、空調衛生・電気、環境など幅広く、設計や施工管理業務に必要な人材を、必要なときだけ提供するサービスとなっています。
さらに請負・業務委託契約により、結果の責任から社員の配置、作業指示、労務管理、品質管理まで生産工程をチームで一括請負することも可能です。

また、採用コストの削減と優秀な人材を確保するために、派遣社員を顧客企業の正社員に採用できる制度も用意されています。
これにより、派遣社員も非常にメリットの大きい企業と言えるでしょう。
UTコンストラクションでは独自の研修制度も充実しており、資格取得も可能な研修や援助も用意されています。
なので、優秀な建築エンジニアとして育てられ、人で不足に悩む企業や社会に貢献できます。
サービスを利用する側、働き側共に魅力を感じる企業と言えるでしょう。