俳優・モデルとして人気の伊勢谷友介が手掛ける「リバースプロジェクト」が描く未来
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伊勢谷友介は現在、俳優やモデル、映画監督、美術家など数々の分野で活躍しています。その一方では「リバースプロジェクト」という社会課題をクリエイティブに紐解いていくビジネスを手掛けており、実業家としての活動幅も広げているようです。

では、伊勢谷友介がリバースプロジェクトによってどのような未来を描いているのか、検証していきましょう。

リバースプロジェクトの概要

リバースプロジェクトは2008年に活動が開始され、翌年2009年5月に株式会社リバースプロジェクトが設立されました。彼の友人である龜石太夏匡氏と共に「人類が地球に生き残るためにはどうするか」というテーマをもとに、事業を展開させたと言います。本社は東京都港区青山に所在し、龜石太夏匡氏の他にアートディレクターの藤元明氏やデザイナーの平社直樹氏らが核となる正社員です。この他、約30名の協力体制のもとプロジェクトを遂行しています。

リバースプロジェクトの事業内容

リバースプロジェクトの事業内容は、人間の衣・食・住や芸術、教育、エネルギー、メディアなど多岐に渡る分野で構成されています。さらにクライアントからのCRS活動と連携しながら、経済活動が大きくシフトチェンジできるよう目指しています。

【衣】衣をテーマにしたプロジェクト「HATCH YOU」は、廃棄扱いのデニムやデッドストック商品などを専属クリエイター達がデザイン・リメイクを施し、市場に蘇らせるといった事業内容です。大量生産された衣類は、無駄を作ることにつながっているため、型落ちやほつれなどちょっとした仕様で廃棄処分されてしまいます。まだ着られるはずの洋服をリバースプロジェクトが引き取り、元の状態に付加価値を加えて販売するというシステムを導入しています。大手デニムブランド「Lee Japan」とコラボレーションし、よりパワーアップしたデニム商品を発信し続けていくことでしょう。

【食】食にまつわるプロジェクト「RICE475」は、農家と協業しながら無農薬・減農薬、2種類の手法でコシヒカリを栽培する事業です。農家から届いた一通のメールをきっかけに、このようなブロデュースが企画されました。巷で売られているコシヒカリは、100%を謳っているにも関わらず実は、混合米だというのです。農協が色々な農家から仕入れたコシヒカリを混ぜて販売しているため、消費者には100%のコシヒカリが届かないという悩みが打ち明けられた内容でした。そんな苦悩を解決させるためにリバースプロジェクトは「RICE475」というブランド米を作り、消費者みんなで出資した田んぼのお米を届けるシステムを考案しました。儲からないビジネスとも言えますが、生産者と消費者の願いを叶えるための最良なプロジェクトとなっています。

【住】最後に住をテーマにしたプロジェクト「THE SPIKE SHOW」は、廃材を用いた再生事業になります。取り壊される住居から処分する家具や廃材を引きとって、オブジェやインテリアグッズなどに再利用するといったプロジェクト内容です。現在、日本の家屋は20~30年程度で建て替えられることが多くなりましたが、まだ利用できる素材の90%以上が処分されているようです。リバースプロジェクトのクリエイター達は、これらを引き取り、新たな命を吹き込み別の作品へと仕上げていきます。発足当初は、解体前の家屋から廃材を持ちかえって作品を手掛け、解体後の更地で作品を展示し、新築が施工される前に撤収するといった展示会が行われていました。現在も作品の多くを展示会で公開しています。

人類が今のペースで消費し続けていくと、あと2.4個分の地球が必要になります。反対にこのままのライフスタイルで消費を続けていけば、現状を維持していくことは難しいでしょう。だからこそ、人々のライフスタイルを改良していく必要があり、地球資源を守り抜くアクションを始動させなければいけないと考えています。

プロジェクトの流れ

プロジェクトの遂行は基本的に企画・クリエイト・プロモーションの段階をワンストップで解決していきます。通常は各ステージを違うチームで担うところ、リバースプロジェクトは一箇所で総括させていくのです。企画コンセプトからプロデュースまでは、現状のヒアリングから始まり独自のアイディアとセンスを組み合わせたものに創造価値を加えて構成していきます。クライアントの要望に応えるために配属されるクリエイティブメンバーは、各ジャンルの専門性も特化しているため、多角的な見方でプロジェクトを表現します。キャッチコピーやプロダクトデザインをはじめ、映像やイベントなど様々な表現方法を、制作することが可能です。映像や写真などを効果的に伝えるために、視覚的なインパクトも取り入れながら社会にプロモートしていきます。影響力のあるSNSなども利用しながら、それぞれのアイテムの生産背景や制作過程も拡散させ社会課題を解決させています。

リバースプロジェクトの評判は?

伊勢谷友介氏は、リバースプロジェクトを始動するにあたり「グローカル」という言葉をよく提唱しています。この言葉の意味はグローバル=思考、ローカル=活動を込めた造語ですが、プロジェクト自体もこのような指針に基づいて発展させていきたいという願いがあるようです。彼はハリウッド映画やモデル業界でも活躍している傍ら、英語がペラペラで留学経験もあります。

ビジネスマンとしてのスキルが相当高い
ザ・デキるビジネスマンみたいな髪型をよくされていて、世のビジネスマンたちはこぞって伊勢谷さんの髪型をマネしようとするわけですが、そこには厳然たる使用上のルールがあることを皆さん忘れがちです。

このようにビジネスマンという目線で彼を見ている人からは、崇拝するような印象があるようです。職業や経歴のみならずビジネスマンからも注目される彼は、リバースプロジェクトを通じて新たな一面を見せていると言えます。

一方、商品に対する口コミは、有名人がプロジェクトに携わっているという話題性もあってか、価格が高くでも購入する人がいるようでした。

質感がちょっと斑なのが気になります。 タオルを真ん中から掛けないので、タグの位置がよくない。 黒なのに、白い糸で縫ってあったので傷かと思いました。
色が黒で100サイズのタオルが購入したくて探してもなくてここにたどり着きました。 表はベルベットのようなツルツルとした素材でした。 ギフトといっても透明なナイロンに入れてあるだけなのでギフトの意味が分かりません。 価格も高いと思います。 ベルベットのような素材には白い糸がついてました。

品質に関するコメントには辛口な要素がありますが、ルックスや肌触り、他にはないといったプレミア感のあるコメントもありました。贈り物用に購入する方も多く、自分にも欲しいといった購入意欲も見られます。これにはきっと、彼が生み出した新しい価値や環境づくりへの思いに賛同する人々が多いことをあらわしているのではないでしょうか。

株式会社リバースプロジェクトは、伊勢谷友介氏と龜石太夏匡氏の協同代表のもと設立された企業です。プロジェクト開発や町おこしなど様々な領域で取り組みを展開していますが、これからの地球環境保護や持続可能な発展に大きな選択肢を広げていることは確かです。スタッフの発掘にも注力しながら個々の力や役割をより明確化させる取り組みも見せています。自身の残りの人生は「挫折禁止」という座右の銘を掲げ、今後も実業家の顔だけでなく俳優やモデル業などにも精進していくことでしょう。