
株式会社海帆は、東海エリアを中心に全国各地の飲食店運営を手掛けています。
海帆は元々國松晃氏が代表を務めていましたが、2022年8月16日の取締役会から新しい代表取締役社長として吉川元宏氏が就任しています。
海帆の代表取締役社長に就任した吉川元宏氏は、一体どのような人物なのでしょうか?
今回は、吉川元宏氏の経歴を探りつつ株式会社海帆の会社情報や口コミ・評判についてご紹介します。
株式会社海帆への就職・転職を検討されている方や、就職・転職活動の際に海帆を知った方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
吉川元宏氏とは?経歴について
まずは吉川元宏氏の経歴についてご紹介します。
吉川元宏氏は1977年6月17日生まれで、2022年現在で45歳となります。
元々は2022年3月から海帆の社外取締役として就任しており、その3ヶ月後の取締役会において取締役への就任、翌月には代表取締役副社長に就任を果たしています。
その後約1ヶ月で代表取締役社長に就任したことから、経営手腕を大きく買われていることがわかります。
吉川元宏氏は、2000年に株式会社富士オイル 入社(コスモ石油マーケティング株式会社特約店)へ入社しています。
それから3年後には愛知県名古屋市に本社を構える、株式会社クリスタルに入社しました。
2009年からは株式会社ペガソス・エレクトラに入社し、代表取締役に現任しています。
実は吉川元宏氏は海帆やペガソス・エレクトラだけでなく、株式会社コスモアールエスや株式会社ペガサスでも代表取締役を現任しているのです。
また、2022年10月5日までは五洋インテックス株式会社の代表取締役社長も務めていました。
このように、吉川氏はこれまでに多くの企業で重要なポストを任されていたことがわかります。
株式会社海帆の代表取締役を任されることになった背景
元々株式会社海帆の社外取締役だった吉川元宏氏ですが、なぜ社内取締役や副社長、社長を任されるようになったのでしょうか?
まず、社外取締役から取締役へ異動になったのは、会社経営に関する幅広い知見と海帆にはない事業の知識を兼ね備えていたことが大きな理由として挙げられています。
株式会社海帆は冒頭でもご紹介しているように、飲食店の運営を主に手掛けている会社です。
あえて全く関係のない業界から人材を招くことで、新規事業を拡大させるための提案や業務執行などをスピーディーに行えるようにしたのです。
また、副社長から社長に就任した際は、当時代表取締役社長を務めていた國松氏が飲食事業の業務改善を図ろうと、飲食業務の執行に注力したいという申し出がきっかけになっています。
取締役会でも会議を重ねた結果、國松氏が取締役会長兼飲食事業担当の役職に変更となり、副社長だった吉川氏が社長に就任しました。
吉川氏が代表を務める株式会社海帆の会社概要
吉川氏が現在代表取締役社長を務めている株式会社海帆がどのような企業かも知っておきましょう。
【株式会社海帆の会社情報】
株式会社海帆は、2003年5月14日に設立し愛知県名古屋市中村区に本社を構える会社です。
2022年3月末日現在の資本金は1,405百万円であり、従業員は61名(臨時従業員の平均人数:47名)となっています。
事業内容は主に居酒屋など飲食店舗の企画開発や運営です。
【海帆が手掛ける飲食店の特徴】
海帆が手掛ける飲食店舗の大きな特徴として、昭和レトロな雰囲気の外観・内装であることと、郊外ロードサイドに出店していることが挙げられます。
例えば「なつかし処 昭和食堂 鹿児島天文館店」は、その名のとおり昭和らしい雰囲気が漂う居酒屋です。
店内は昭和30年代をコンセプトにしており、一歩店内に足を踏み入れただけでノスタルジーを味わえます。
全席個室・半個室となっているため、他人を気にせず料理とお酒を楽しめるお店です。
また、海帆の飲食店はその多くが酒類も提供するお店となっているため、郊外ロードサイドへの出店は車での来店が増えることから、一見合っていないように感じるかもしれません。
しかし、郊外ロードサイドにある店舗には無料送迎バスを完備することで、車での来店も気にせず、宴会利用で使えるように工夫されています。
海帆は競合他社に負けないよう様々な工夫を取り入れながら、飲食店運営に携わっていることがわかります。
ただし、海帆が手掛ける店舗すべてが上記2つの特徴に該当しているわけではないことも理解しておきましょう。
【新事業をスタート!】
吉川元宏氏の役割として株式会社海帆の新しい事業展開が目的としてありましたが、実は既に新規事業をスタートさせています。
それが、再生可能エネルギー事業です。
海帆は、株式会社メタエネルギーが運営している太陽光発電事業への参入を目指し、海帆の子会社であるKAIHAN ENERGY JAPAN合同会社から事業資金の貸し付けを行いました。
株式会社メタエネルギーは2017年に設立した企業で、再生可能エネルギーに関するコンサルティング事業と太陽光発電所の企画・運営・維持に関する事業を手掛けています。
KAIHAN ENERGY JAPAN合同会社が事業資金の貸し付けを行うことで、再生可能エネルギーに関する具体的なノウハウを提供してもらう予定です。
海帆の口コミ・評判について
新事業もスタートさせ、経営基盤の強化を図っている株式会社海帆は働いている人にとってどのような職場環境となっているのでしょうか?
続いては、海帆に関する口コミ・評判をご紹介します。
企業カルチャー・社風:
社風はとてもよいと思います。組織体制・コミュニケーション:
わからないことがあればなんでも聞ける環境で社員同士も仲が良く業務外交流も多く働きやすい環境でした。ダイバーシティ・多様性:
インバウンドのお客様にも対応できるようメニュー表もあり取組としては良かったと思う。
実際に勤めていた方からの口コミを見ると、社風は良く働きやすい職場だったとの声が多く見られました。
業務外交流も盛んで、コミュニケーションを取りやすい職場であることがわかります。
社員間のコミュニケーションは良好で横のつながりは強い。チームとしてまとまれば抜群の力を発揮する。仲が良いからこそ、色々教え合う環境はある。現場の意見が吸い上げられて、きちんと改善されることもある。「こういった商品がやりたい」という提案をすると、すぐに食材などの面で動いてくれたりと、風通しが良い環境がある。
こちらの口コミを見ると、現場の意見がきちんと本社に伝わり改善されていることがわかりました。
会社や店舗の風通しの良さは、海帆の大きな魅力の1つと言えます。
給与制度:
希望が通る
昇給もあり努力次第ではどんどん上に上がれるといった感じです。評価制度:
しっかりとしている。
年功序列などはありませんが実力主義は徹底されていました。
企業では給与に関して希望が通らないこともありますが、海帆であれば希望が通りやすく努力次第で給与を上げられることが口コミから判明しました。
年功序列よりも実力主義を目指しており、しっかりと自身の頑張りを評価してもらえます。
まとめ
今回は株式会社海帆の代表取締役社長を務める吉川元宏氏の経歴や、海帆の会社情報・口コミ評判などをご紹介してきました。
吉川氏は元々社外取締役でしたが、その後役職が取締役、副社長へと異動し、現在は代表取締役社長に就任しています。
飲食事業を中心に手掛けてきた海帆でしたが、新型コロナ感染拡大の影響を受けて売上高は低下してしまいました。
しかし、現在は飲食事業も回復傾向にあり、さらに吉川氏による新たな事業として再生可能エネルギー事業にも着手しており、まさに成長過程にあると言えるでしょう。